【1冊目】ブレイクスルー~ひらめきはロジックから生まれる~

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ブレイクスルー~ひらめきはロジックから生まれる~

著者:木村健太郎、磯部光毅

発行日:2015/10/12

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【どんな本?】


博報堂のクリエイティブプランナーの2人が共著で手掛けた、ブレイクスルーのために必要な思考をまとめた一冊。

大手広告代理店の方が手掛けた本らしく、広告手法ベースで例示されていたり、クライアントの課題解決に向けたプロセスに関してまとめられています。

「これをしておけば間違いない」という方法は存在しない、としつつも、アイディアを出すための考え方、情報の捉え方を事例をもとに本書で紹介しています。



【こんな方におすすめ】


・課題解決のための思考法に興味がある方

・広告系の職業で働いている方

・アイディアを出す方法を学びたい方



【この本について解説】


あなたは「正しい答え」にこだわりすぎて、臆病になっていませんか?

今、我々が向き合っている問題は正解のないものばかりです。


様々な可能性はもう辿った、調査も十分した、問題点の整理は行った、密度の濃い会議も何回も行った、でも解決の糸口が見つからない。

そんな経験をしたことがある人が多いでしょう。



最大の敵。それは、臆病な思考。勇気ある思考だけが、ブレイクスルーをつくる。


と本著で書かれているとおり、まだ誰も解いたことのない課題に対して、臆病な思考で挑んでクリティカルな解決に導くことは非常に難しいです。



クリティカルな解決=ブレイクスルーには以下の2つの思考法を組み合わせることがとても重要です。

(1)正確性は高いものの、論理の距離が短い「意識下思考」

(同分類の属性)

・安全 ・サイエンス ・論理的 ・街 


(2)正確性は低いものの、論理の距離が長い「無意識化思考」

(同分類の属性)

・危険 ・アート ・直感的 ・森


上記の2つを意識的に組み合わせながら、勇気ある思考を行い、問題解決に取り組んでいくことが重要です。


この基本フレームを抑えた上で、

「じゃあ具体的にどういうやり方したらいいの?」

の先の部分が本著にて紹介されています。



アイディア=天から降ってくるようなもの、才能がものをいう世界って思っている方は、考え方が少し変わるかも?


【まとめ】

自分が広告関係の仕事をしているため、課題を解決したい、良いアイディアを出すための方法を知りたい!という思いで本著を読み始めました。

広告目線が主ではありますが、課題の捉え方、解決のためにはどんな方法があるのか、を曖昧にせずに本著ではしっかりと解説をしてくれています。

今の仕事や、就活でのワークの取り組み方に悩んでいる方に特におすすめの一冊です。

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