価値観マッチングを転職の基準にしよう

転職先の企業へ重要視するのはどんなことですか。
「将来性」「やりがい」「給与」「休日」などあると思います。
確かにこれは大事な要素です。でももっと大事なことがあると思っています。それは会社と「価値観」が合うかどうかです。
実はみなさん転職の時にこの価値観に関してはあまり意識していません。

でも退職の原因の上位には「人間関係の悩み」が常にあります。人間関係の悩みは価値観の違いでもあります。価値観が違うと人はぶつかってしまいます。このように退職する原因が「人間関係」なのに、新しい転職先には「条件」を求めているんですね。

なぜそうなるんでしょうか。
これは転職活動のなかで価値観を知る機会がないからです。
応募前にできることは、企業のWEBサイトや求人広告で情報を知ることしかできませんが、企業のWEBサイトにもきちんと価値観を記載している所は少ないです。また、求人広告も仕事内容がメインなので価値観を記載している場合はあまりありません。
また、面接では企業との接点がありますが、内定をもらいたいという思いから三割増しの自分を装ってしまいます。なので面接の場で本音で語ることはなかなか難しい状況があります。

実は企業の採用担当の人も価値観のマッチングの重要性に気づいていないのです。企業側もスキルや能力で採用しようとしているんです。

そこで価値観をマッチングする為の方法をお伝えします。

SNSチェック

代表のSNSをチェックしてみましょう。普段の思考や立ち振る舞いなどを見ることができます。会社のWEBサイトよりもリアルな人間性を感じれるはずです。

口コミサイトチェック

退職した社員が口コミサイトに投稿する口コミサイトも参考になると思います。ただし注意しておくべきは投稿者は全て退職者なので批判的なコメントが多いということです。どんな優良な会社でも合わない人はいます。それこそ価値観に良い悪いはないのでそこを考慮した上で参考にしてみてください。

社員と話す

面接だけでは本当の会社のことは分かりません。そこで実際に働いている人に接触してみましょう。そして本音を聞いてみましょう。面接時にお願いしてみるのもありだと思います。また、社員のSNSをチェックしてみるのもいいかもしれません。
社員は会社を映す鏡です。どんなにやりがいのある仕事でも気の合う仲間がいないと辛くなるものです。どんな人が働いているのかをチェックすることはとても大事なことです。

面接で直接聞く

シンプルなのは面接の時にちゃんと聞きたいことを質問することです。
相手に好感持ってもらえるようなアピールとしての質問ではなく、価値観が判断できる質問をすることです。
前職で正しいとされているルールが、新しい会社では悪いこととされることがあります。あなたが前職で価値観が合わないなと思った出来事が、新しい会社ではどうジャッチするのかを確かめてみるとミスマッチは減ります。


面接で聞きたいことを聞くというのはなかなか難しいことだと思いますが、本来企業も求職者も立場は同じです。企業が私たちを選ぶように、私たちも企業を選んでいるんです。もっと堂々としていいんです。
現場からは以上です。

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