転職で収入を上げる3つの方法

転職には人それぞれいろんな理由があります。労働時間だったり、人間関係だったり、ノルマが大変だったりします。そして収入を上げたいと考える人も多くいます。今回はとにかく収入を上げたいという人におすすめの考え方を紹介します。

1.儲かっている業界を選ぶ

まず、知っておいた方がいいのは「努力と収入は比例しない」です。どんなに努力しても企業が赤字なら収入が上がることははありませんよね。もっと俯瞰してみると自分のいる業界が伸びているのか?ピークなのか?衰退しているのか?を把握できます。もしあなたの業界が衰退しているなら、同業者に転職しても状況は変わりません。
企業選びの最も大事なことは業界選びなのです。伸びている業界や今後有望な業界を狙いましょう。

2.出世の最短コースを考える

収入と努力は比例しませんが、収入と出世は比例します。出世するほどビジネスで関わる規模が大きくなるからです。なので収入を上げるには出世しなければなりません。出世できる会社は二通りあります。

一つは完全実力主義の会社です。ポイントは社長や役員に若い人が抜擢されているかを見るといいです。年功序列の会社ではどんなに頑張っても上が詰まっていて出世できませんからね。当然ですが、実力主義なので実績を出さないといけないのは言うまでもありません。

もう一つは新しい分野のベンチャー企業に飛び込むことです。テクノロジーの進化に伴って衰退する業界がある一方で新しく生まれる業界もあります。ここにチャンスがあります。現状成功している人は新しい分野に挑戦することはありません。なのでライバルが少ないのです。また、スターティングメンバーに入れれば、会社が大きくなれば必然的に重要なポジションを獲得できます。この場合の注意点は企業が失敗する可能性も高いということです。ただし、その経験は次の職場でも必ず活きてきます。

3.レアな人材になる

業界選びは外的要因ですが、内的要因で収入を上げる方法があります。それは希少価値の高い人間になること、つまり「レア人材になる」です。
一般事務や倉庫内作業スタッフの給与が低い理由は誰でもできるからです。給与を上げなくてもやりたい人が多くいるから給与が低いままなのですね

ここで注意しておきたいのが「資格を取る必要はない」です。確かに弁護士などの資格制度のある職種はレア人材です。でも資格は国が管理しているので、国の動向次第でレアじゃなくなる危険性があります。実際に司法書士や行政書士、弁護士などの資格を持っている人でも低収入な人は山ほどいます。

ここでいうレア人材とは「スキル」「経験」「人脈」などの希少価値です。競合に打ち勝つプレゼンスキルをもっていたり、海外での新規事業の立ち上げを成功させた経験だったり、100社以上の経営者からの信頼を得ているだったり、このような人は希少価値があるので収入が高くなります。


収入を上げるという1点に特化した記事なので、もちろん働く中で大変なことはたくさんあります。ただ本当に稼ぎたい人は今回の方法をしらないと努力が報われないまま終わってしまいます。
前職で稼ぎたくて死に物狂いで働いていた先輩がいたんですね。その先輩は成績上位で周りと比べると収入は多い方でしたが、努力の量に比べて対価が低すぎると私は感じていました。そういった人は世の中にはたくさんいるのでこの記事を読んで伝わると嬉しいです。


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