【エッセイ】僕がバーチャルYoutuber(どっとライブ)にハマるまで
以下の文章は、僕が毎日書いている日記のバックナンバーから「僕がバーチャルYoutuber(主にどっとライブ)にハマるまで」の部分を抜粋したものです。必要な部分はこの記事に書いたはずですが、もし興味があったら上記リンクの日記の方もご覧ください。
2016
2016年。まだキズナアイさんしかいなかった頃。一応ツイッターや各種インターネットで存在は知ってたけど「そういうのがいるのね」くらいに思ってた。そもそもYoutuberも見てなかったし。
2017
2017年、冬。カンブリア爆発になぞらえて個人的に「バーチャルYoutuber爆発期」と呼んでいる時期。当時は「よくばりセット」と銘打たれていた、今でいう切り抜きでバーチャルYoutuberがどんなもんか見てみることにした。キズナアイさん、ミライアカリさん、輝夜月さん、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんさん……。名だたるメンツの中に、電脳少女シロさんもいた。
普段はおとなしめかつ清楚な声で話し、時折出てくる🐳ボイス。失礼な話、普段の喋りと叫びで声量に差があったので最初は少し苦手でした。
さて、ここから記憶が少し飛ぶのですが、気づいたら毎日投稿されるシロさんの動画を見、毎週金曜(だったっけ)のシロ生放送を見ていました。知らない間に魅了されていたらしい。15,16時くらいに立てられる配信枠のチャットで電脳アホ毛丼について話したり、たまにシロさん御本人がチャットに現れて祭りになったりしてた。すべてが懐かしい。
2018
後悔しかない2018年です。本当に。
まず最大のトピックとして、シロちゃんに後輩ができるという話。今でこそ神楽すずさんを中心にどっとライブを箱推ししていますが、当時はシロちゃんに後輩ができることに否定的でした。過去の自分を説得しに行きたいな。
当時を知る人なら分かるかもしれませんが、「おほほい禁止令」をはじめとしてちょっと界隈が荒れ気味な時期だったんですね。さらに他の事務所、グループもどんどん人数を増やしていた時期だった。それも相まって、風潮に安易に迎合してないか?人数増やす前にシロちゃん(オマケに馬)のサポートをしっかりすべきじゃないのか?などと考えていました。
2018年5月に活動開始した「アイドル部」の活動をここから約9ヶ月ほど見逃すことになります。
損失〜〜〜!!!(損得勘定するIKKO)
2019
2019年2月。当時僕は大学3年から4年になろうとするタイミングでした。ボーッとアニメを見たりネットサーフィンする日々。社会に出る前、モラトリアム最後の1年に入るにあたり、なにか自分の人生を大きく変えるような存在に出会えないかな〜とぼんやり考えていました。なんか素敵じゃないかと思ってホームセンターでシャボン玉を買ってきて近くの公園で吹いたりしてました。虚無だしかなしっ。
そんな折、本当に突然。なにかキッカケがあったとかでもなく、ふと(そういえばシロちゃんの後輩っていたよな。今どうしてるんだろう)と思いました。
とはいえシロちゃんをはじめとした動画勢に慣れ親しんでいたオタクが1時間の配信アーカイブを見るのは気が引けて、最初にシロちゃんを知ったのと同じ、「よくばりセット」で感触を調べることにしました。
この子は真面目っぽい感じだな、この子はカワイイ系の子だなと1人1人のポジションを確認する中で、切り抜かれたある場面に興味を引かれた。
5年が経った今でも語り継がれ、オリジナルソングの歌詞にまでなったヤマトイオリさんの「満月が月に1回必ず来る話」だ。日常、当たり前だと思われていることを改めて疑問に思えるその視点がとても興味深かった。
それから約3か月、ヤマトイオリさんを中心に配信やアーカイブを見るようになる。
4月の頭には学力テスト動画が投稿され、シロちゃんも出るしアイドル部の子たちのキャラも掴めて一石二鳥だった。
そして予告される、5月19日(日)開催の「アイドル部〜1st Anniversary PARTY〜はんぱないパッション」。男は葛藤していた。
アイドル部の1周年イベントなんて絶対見たい。しかし、配信チケットは1万円。ろくにバイトもしてない貧乏学生には大金も大金だ。それに自分はアイドル部の1年間のうち2,3ヶ月程度しかリアルタイムで見ていない。そんな人間が見て楽しめるのか……?
はい。当時のこと鮮明に覚えてるな。なんやかんや言ってたけど前日には公開された一部セトリの曲をヘビロテして予習バッチリにしてた。当日の朝は「仮面ライダージオウ」のキバ編を見た後に自転車をかっ飛ばしてプリペイドカードを買いに行ってた。こいつ見る気まんまんじゃねーか。 というのも「仮の話、もしこれから自分がどっとライブやアイドル部を本気で追うことになったとしたら、ここでイベントを見てなかったことを一生後悔する」という結論に至ったからだ。
あれから4年、いまだにどっとライブを応援してるわけだから我ながら完璧な未来予想だったと言えましょう。ナイス、過去の自分。
1万円が無駄にならないか、始まる直前まで手に汗握っていましたが、それは杞憂に終わりました。
1曲目の『*~アスタリスク~』、これだけで1万円の元は取れたと思うほどでした。
「はんぱないパッション」以降は、可能な限りのリレー配信を見て、教員採用試験の活力にしていました。
2020〜
というわけでなんやかんやあって今に至る。どっとライブは自分にとって、2019年の時に考えていた「なにか自分の人生を大きく変えるような存在」だったなと今にして思います。生きる活力になったし、応援する過程で毎日やりとりする友達もできたしね。
ちなみに4年間で僕も教員になったり辞めたりしました。4年もあればそうなるわな。なるか?
また「なにか自分の人生を大きく変えるような機会」にそろそろ出会えることを期待しています。どっとライブを応援しながらキャッチしたいと思います。
いろいろ環境や時勢が変われど、2023年に至るまで憧れ続けさせてくれているどっとライブメンバーには感謝してもしきれない。願わくばいつまでも夢見せてほしいと思う。そんな日々です。
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