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ジャルジャルの面白さがわからない

今年のキングオブコントでジャルジャルが優勝した。
決勝進出の常連でやっと優勝出来たと言う人も多いかもしれない。

そんなジャルジャルの面白さが僕はわからない。

と言うかピンと来ない。
決してつまらないと言うわけでは無い。
ただ審査員や周りの人が絶賛する程の面白さまでは全然わからないのだ。

ちなみに僕は毎年、キングオブコントを見ている。
だから決勝常連のジャルジャルのネタも毎年のように見ている。
しかし毎年ピンとこないのだ。
個人差として芸人の好き嫌いがあるのもわかる。
それを差し引いたとしても僕はジャルジャルの面白さがわからないのだ。
嫌いとかでは無い。

むしろわかりたい。
わかって大笑いしたい。
でもわからない。

怖いのだ。

周りの人がわかっている事が理解できない。

例えるならみんなが九九を言えるのに自分だけ言えないみたいな。
そんな感じ。

疎外感…とも違う
どこかの感覚?センサー?が欠落しているのかもしれない……と思ってしまう。

恐ろしい。

みんながわかる事がわからないとはそう言う事だ。

このジャルジャルの面白さわからない現象と同じものが食べ物でもある。

餃子だ。

みんな大好きで「今日は餃子たべたいなー」
とか言ったりしているあの餃子だ。

しかし僕は人生で一度も「餃子が食べたい」
と思ったコトがない。

苦手とか嫌いではない。
出されれば全部食べるし、ある程度おいしいとは思っている。


ただ空腹時にピンポイントで食べたいなーとは浮かんではこない。
カレーだったりラーメンはあるのに
餃子はない。

歳を重ねたら舌も変わるからいずれ

「餃子食べたいな〜」

とか言う日が来るのだろうと思ってもう15年が経ってしまった。
もうそんな日は訪れないんだと思う。

ジャルジャルもきっとそうだ。

一生みんな程楽しめないんだと思う。それは悲しい事だ。

しかしこれがもっと大切な事だったら恐ろしい。

愛情とか思いやりだったりモラルだったり。

それが一生理解できないと思うと…

そう考えたらジャルジャルの面白さがわからなくても、餃子の本当の美味しさがわからくても良いんじゃないかと思えてきた。

全ては気の持ちよう。

でもいつかは餃子を食べながらジャルジャルのコントで大爆笑したい。

そんな事を思うのであった。







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