見出し画像

スタートライン

いつまで時代に寄り添っているつもりなんだ
知っているとは思うけど
改めてめて言う必要もないけど
時間は儚くも無常

だから、つまり、それは、オワコン

ふと口ずさんでしまう歌も
陰湿な笑い話のタネも
見せびらかすだけの不必要なムードも
らしさらしさと無理矢理作り上げるポジションも
何も変えられないくせに捨てきれなかったプライドも
腐臭に満ちた見る影もないオワコン
諦めきれずに縋ってしまうその醜い姿もまた同様に

それでも、そのオワコンに、一つの命があるとするなら
オワコンとして生きるのなら
誰のためにエンターテンメントを捧げようか
何のために命を削ろうか

古い古いと嘲笑われるだろう
鼻を摘んで眉間に皺を寄せられるだろう
そもそも見向きすらされないだろう

準備はできたか
ここがあなたのスタートライン

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!