秋のパフェ
2週間ぶりに休みになった娘と一緒に、気になっていたカフェへいった。
そこは季節ごとに変わる豪華なパフェで有名なお店だ。
娘は隣市の農園で稲作をしているが、この2週間とも週末は出勤だった。
やっと今日は休みになって、たっぷり午前を休んだ後、その評判のカフェへ行こうということになった。
高価なスイーツなので、お昼は家で簡単にそうめんにした。
数年前に行ったときは春。
娘は春のパフェを注文したが、私はあまりにお高いのでシフォンセットくらいにしておいたのだった(笑)
でもやっぱり、一度はこのお店のパフェを食べてみたい。
それで、今回こそはと、ワクワクしながら向かった。
外観は普通の住居なのだが、ドアを一歩入ると、ガラッとオサレ空間になる。1階が、こんな田舎町にはふさわしからぬハイセンスな異空間(笑)にリフォームされているのだ。
とうとう来た!
秋のパフェは2種。二人で違うものを選び、珈琲はオリジナルブレンドに。
Мサイズのカップにしたら、スープカップくらいの把手が付いたボウルになみなみと出て来て、歓声が出てしまった。
そして問題のパフェ。
説明書があります。
そして、実際のお姿は・・・
こんなん出ましたけど~~~!!
説明書を見ながら、ひと匙ひと匙と食べすすめる。
どの部分も、適度な甘さとクリーミーさで、この深いグラスの最後まで
おいしく、飽きずに食べられる設計?になっていた。
まずは、てっぺんの「チュイル」。
パリパリとしたレースのような細工になっている。
娘のほうのは「柿」のチュイルということで、どうやって作るのか不思議だった。
とにかく、フルーツが盛沢山。
柿、栗、シャインマスカット、ナガノパープル。
途中のアイスクリームも一様ではなく、さまざまな味、香り。
時々あるサブレやクッキーの食感のバリエーション。
レシピを見ながらいちいち楽しめる。
どちらも一番底のほうにジュレがあるのがよかった。
栗と柿のほうは「金木犀とレモン」。
秋パフェのほうは「レモンとローズマリー」。
最後に爽やかさを添えて終わるようになっていた。
このすべての部品?を、ひとつひとつ丁寧に作っては
こんな美しい形に作り上げている。
これぞ「パフェ(完全なデザート)」という名前にふさわしい!
たっぷりの珈琲とともにゆっくりと楽しんだ。
窓の外は秋の雨になっていたけども、贅沢な気持ちでお店を後にした。
もしも、もしもこちらにお越しの際は、
ぜひ、お立ち寄りください。
少しわかりにくい場所ですが、補って余りあります。
回し者じゃないんですが、レジ横の焼き菓子もおいしいです。
今日は、バナナとチョコのシフォンケーキと、クッキー2種、買って帰りました。
当分甘々です。