寝具の見直しが片づけの突破口になる!
就寝は人が生きる上でとても大切な行為。その就寝を支えるのが寝具です。片づけの現場では、寝具の取り扱いに苦戦されている方が多くいらっしゃいました。
今年はまだ寒い日もあり、冬用の寝具で寝ている方も多いかと思います。そろそろ夏日も近づき、冬用の寝具をしまうご家庭も増える中、このチャンスに寝具の見直しを行ってみませんか?
寝具は、収納の大きなスペースを奪う存在ゆえ、厳選後に広い余裕が生まれることが多々あります。
普段の暮らしに必要な寝具の導き出し方。
我が家では、ニトリで購入した洗えるタイプの掛け布団を使っています。
娘が幼い頃からアトピー性皮膚炎に悩まされている為、丸洗いタイプを使っていました。今でも家族それぞれ丸洗いタイプです。
ちなみにアトピー皮膚炎の場合、布団を丸洗いすること、掃除機で定期的にダニを吸い上げることが効果的であると主治医から指導を受けました。
秋から冬、春のスタイル
我が家では、家族それぞれがベッドによる就寝スタイルです。
・掛け布団(シーツを掛ける)
・毛布
・敷パッド(冬用)
・ベッド用ボックスシーツ
・ベッドパッド
夏のスタイル
・タオルケットあるいは夏掛け布団
・敷パッド(夏用)
・ベッド用ボックスシーツ
・ベッドパッド
我が家の基本のセットはこのような感じです。
その他に
・ブラケット 3枚
・寝具とは別ですが、同じスペースに古タオルを数枚保管。(災害用やいざという時に必要な時用)
・冬用敷パッド予備シングル1枚
以上を保管しています。
大事なことは、「明確に定数管理する」ことが挙げられます。
必要な寝具は、今使っている寝具プラス季節外の寝具です。ついつい余がちなのは、シーツ類、枕カバー、来客用の寝具です。
本当に必要なのかを問いただしてみましょう。意外と何年も使っていない場合も多くあります。
貴重な押し入れにいつか使うかもの寝具は勿体無い
よく拝見する光景に、「いつか使うかもしれない寝具類」があります。
これは、本当に勿体ないと感じる光景です。
過去の我が家も含め、今まで寝具を定数管理されていた方はほぼいらっしゃいませんでしたので、ほとんどのご家庭で予備の寝具を所有されている状態でした。
収納スペースに入りきり、余裕があるのであれば良いのですが、概ねギュウギュウパンパンな状態でした。
過去の我が家でもいつか使うかもという寝具類がギュウギュウに・・・。
余談ですが、何年か前に私の住む浜松市では、それまで無料だった連絡ゴミがある年の年度初めを境に有料へ切り替わりました。
当時の私はギリギリ切り替わる前日に処分に出向いたのですが、布団などの寝具類が山のように処分場の外に積み上がっていたのです。(それはそれは凄い光景でした・・・)
有料になるのなら、今のうちに・・・という心理だと思いますが、多くのご家庭で、不要な寝具が多く所有していたのが明確でした。
来客用布団を仕舞われているパターンもありますが、この場合も明確な来客や収納スペースに余裕がある場合を除いて、厳選を行います。
今では、寝具の預かりサービスやレンタルサービスを利用する方法もあります。
よく使うクリーニング店で預かりサービスがあるか確認してみるのもひとつの手です。
いつか使うかもしれない寝具がある為、必要なモノが部屋に散乱しているのは、とても勿体無いこと。
スペースにも住宅費が掛かっていることを念頭に置いてみましょう。
寝具の収納方法
厳選後の寝具をどのように収納したら良いでしょうか?
収納場所は、押し入れ・クローゼットが主になります。
季節外の掛け布団やシーツ、その他の寝具類は、IKEAのスクッブにまとめるとコンパクトに収めることができます。
片づけの現場では、IKEAのスクッブをご紹介する場合が多いです。
ポリエステル素材(リサイクル材料含有率90%以上)100%。環境にも優しい素材を使用しています。
側板がある為、自立しやすくホワイトカラーがざわつきを感じにくくさせてくれます。
スクッブは3種類あります。サイズや収めたい枚数、収納スペースに応じて選んでみてください。
・IKEA スクッブ
幅: 44 cm
奥行き: 55 cm
高さ: 19 cm
シングル掛け布団・毛布に適しています。
寝具の厚みにより収納可能量が異なります。
幅: 69 cm
奥行き: 55 cm
高さ: 19 cm
シングル掛け布団・毛布・ダブル掛け布団
組み合わせや寝具の厚みにより収納可能量は異なります。
羽毛布団も収納可能な場合もあります。
幅: 93 cm
奥行き: 55 cm
高さ: 19 cm
現場で使用したことはありませんが、かなり大きなサイズとなります。
複数枚ある場合に適しています。
敷布団は重みがある為、収納に適さないです。
布団を収納する際は、空気を抜いて押し込めるようなイメージで。
(あまり無理矢理入れると破けるのでご注意を!)
その他、ホームセンターには寝具用収納ケースや袋が販売されています。
まとめ
寝具の取り扱いひとつで押し入れやクローゼットの使い方にも大きな影響を及ぼすアイテムですので、ぜひ見直しを行ってみてくださいね。
寝具の厳選後は、すっきりと空いた空間に、今明確に必要と思えるモノをしまっていきます。
管理できる量、収められる量を意識して要不要に取り組んでみてくださいね。
意外と寝具類がすっきりすると心にあったストレスが解消されることも多いですよ。管理する時間を取られることもないし、収納スペースもすっきり!になるのですから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ビルーム 代表 松崎陽子
静岡県浜松市整理収納アドバイザー。家一軒の片づけをレッスン方式にて具体的なアドバイスとフォローにて行います。家中無駄なく最短で片づけを終える方法を習得し、ライフスタイルの変化にも動じない、リバウンドの根本解決へと導きます。オンラインレッスンも受付中。
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静岡県浜松市整理収納アドバイザー 松崎陽子
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