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片づけは、マインド9割の理由。

家の片づけは、実は大きく分けて3つの柱が存在します。

マインド・収納のテクニック・住空間の役割

どれも必要で、どれかひとつでもかければ、ゴールにたどり着くことはできません。片づけは自己流で進めてしまうとリバウンドを繰り返す原因になってしまいます。

本日は、マインドについて解説します。

片づけは、意識改革で大きく前に進みます。

片づけと言えば、捨てることや捨て活と言った言葉まであるように片づけ=捨てる行為と思われている方も多いです。捨てることで物理的にモノは減り、視覚的にもスッキリ見えます。でも、大事なことが抜けています。

捨てるという行為の基準が曖昧です。捨てるべき明確な基準とは、① 使えない、壊れているモノ ② 成長や年を重ねることで不要になった ③ 興味がない、飽きてきた ④ 用途がなくなった(使いにくさを感じるようになった)などでしょうか。食品なら、消費期限が切れていれば、当然食べることができないので破棄となります。

不要なモノを選ぶ時の基準をもう一度振り返ります。

① 使えない、壊れているモノ ② 成長や年を重ねることで不要になった ③ 興味がない、飽きてきた ④ 用途がなくなった(使いにくさを感じるようになった)

①は壊れている場合、モノとしては使えないので、捨てることは仕方がありません。しかし、問題は③以降です。
飽きた、興味がない、用途がなくなったという言葉は、とてもネガティブで心が痛む言葉でもあります。

まだ使えるモノを捨てる時、多くの人は、罪悪感を感じるものです。その罪悪感は時にして必要な経験でもありますが、それでも辛い選択を繰り返すことは、強い動機がなければ続かないこと。

捨てる=スッキリでは、リバウンドは避けられません。何をどれぐらい必要で管理できる量なのかを知ることがリバウンドを防ぐポイントです。

捨てることだけにフォーカスした片づけは、とても辛い選択を何度も繰り返します。マメな人なら毎日10個捨てましょうができるかもしれませんが、大抵の人は、段々辛くなってくるのではないでしょうか?

大切なことは、片づけの動機を明確にすること。

そこで、家の片づけを行う動機をもう一度思い出して欲しいのです。なぜ片づけを行いたいと思ったのでしょうか?理想の暮らしがあり、どうしても実行しなければいけない理由があるはず。

その理由を思い出して欲しいのです。それは、未来に目を向けた行為であり、決して捨てることが目的ではないはず。

動機が明確であり、どんな暮らしに憧れ、理想の空間が誰しもあるはず。そのイメージや目標に沿って必要なモノを抜き取る行為が片づけの原点です。

片づけ作業の過程で捨てるモノは当然出てきます。それは、理想の暮らしには必要ない、あるいは、管理し切れずに溢れたモノです。リバウンドを繰り返す日常にさよならをする為の決断なのです。

ただ意味もなく捨てるのではなく、理由が明確にあるからこそ、勇気を持って捨てることができるのです。

私たちはモノ主体で暮らしているのではなく、人と人とのコミュニケーションの中で生きています。モノが多いことで部屋が片づかず、気持ちが沈む、イライラする、子どもについ叱ってしまうという悩みがあるなら、今すぐ実行すべきは、モノを厳選することなのです。

そう考えると、家の片づけは、意識改革が全てと言っていいほど、大切なことはマインドをリセットすること。実際に大切なことが分かり、今や未来に価値を感じた生徒さんは、モノの厳選がとても早いです。

管理できる量を意識すること。

その際、収納スペースがどれぐらいあるかるのかも、モノを選ぶ際にとても大切な基準のひとつです。

必要だと思えても、収納スペースに溢れるほどは、所有できないからです。いくら好きでも持てる上限があり、収納スペースから溢れるほど持っていても管理することはとても難しいものです。

また、収納スペースだけではなく、個々の管理できる量には差があります。自分のライフスタイルに合わせて管理できる量を意識してモノを選ぶ必要があります。

片づかないことは、性格のせいでもなく、家の収納が少ない訳でもないのです。

世の中には、片づけに関する本は数え切れないほどあるのに、お悩みの方が多いのは、その最大の答えが自分自身の心の在り方で大きく変わることです。つまり、それぞれのモノに対する価値観の違いや家の空間や日々の時間に対する価値観も違うので、それぞれに合ったアドバイスが必要になるのです。

マインドは自分自身が納得しなければ前に進むことができません。今後の暮らしの中で何を大切にしてどんな暮らしを望んでいるのか。ここをもう一度深掘りすることで、意識は変化し、片づけは大きく前進できるのです。

次回は、収納のテクニックをお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ビルーム 代表 松崎陽子

静岡県浜松市整理収納アドバイザー。家一軒の片づけをレッスン方式にて具体的なアドバイスとフォローにて行います。布団から紙切れ1枚まで、無駄なく最短で片づけを終える方法を習得し、ライフスタイルの変化にも動じない、リバウンドの根本解決へと導きます。訪問実績200件以上。オンラインレッスンも受付中。


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静岡県浜松市整理収納アドバイザー 松崎陽子

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