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無印良品が伝えたい持続可能な社会とは
片づけの現場では、多くの無印良品のアイテムをご紹介する機会があります。
無印良品と言えば、ナチュラルで木質素材を使った家具、ステンレスやアルミ、プラスチック製品の無機質素材がクールな印象を与えるアイテム、シンプルな形状と使いやすい収納ケースが人気のブランドです。
若年層だけでなく、広い年齢層に人気のブランドは、今サステナブルな企業として様々な取り組みを行なっています。
ごみ袋一つにもその意気込みは伝わってきます。
アイテムに込められた持続可能な社会に向けた取り組み
我が家で常にリピートしているアイテムと言えば、無印良品のごみ袋が挙げられます。
一見普通のごみ袋ですが、実は様々な工夫とエコ素材を使用している注目のアイテムです。
![](https://assets.st-note.com/img/1662972200498-nOAgoefnXB.jpg?width=1200)
丸い形状の理由は、ごみ袋が繋がっていて、ミシン目で簡単にカットできるようになっている為です。
このままごみ箱の底にセットしておくもよし、収納にも困らない省スペースな形をしているので、キッチンでも邪魔にならない存在に。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86706864/picture_pc_fa28f5c235b1f7d1858f214a7c8a6c81.jpg?width=1200)
余分な包装用の袋もなく、用紙で包むだけの簡素化されたパッケージ。
忙しい現代人にとって、簡単にごみ袋の取り替えが済む工夫と省スペース化を実現したフォルムは、目を引くアイテムのひとつです。
無印良品らしいサステナブルな素材に着目。
もっと注目して欲しいのは、その素材。環境に配慮した原材料を使用しています。
植物由来のバイオマスプラスチックを約50%配合しています。それは、温暖化の原因となるCO2排出量の削減に繋がることであり、立派なエコ活動です。
脱プラスチックの代表として挙げられるビニール袋。日常でよく使うアイテムを環境にも優しい素材に変更し、さらに使い勝手も良くなったアイテムは、その工夫と環境負荷に対する想いが込められているように感じます。
消費者としてこの取り組みを全力で応援したいですね。
ボトル飲料をペットボトルからアルミに変更。
かつては、ペットボトルにて販売されていたボトル飲料が、少し前から全てアルミに変更になりました。
あえてスタンダードなペットボトルをやめて、全ての商品をアルミ素材に変えた理由は、日本国内のリサイクル率が97.9%と高い点が挙げられます。
また、ペットボトルよりも賞味期間が長くなり、それは、フードロスを抑えられる点に繋がることに。
最初に売り場で見た時、一瞬戸惑いましたが、POPを見た際にその理由に納得しました。
なぜ売れやすいペットボトルではく、あえてアルミだったのか。売れ行きよりも、重視したのは、企業としての環境負荷への想い、無印良品が当初から大切にしているものづくりへのこだわりなのだと思います。
無印良品は、サステナブル・ブランドとして良品計画が2年連続、第2位に選ばれています。
株式会社 博展が主催する「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」にて、サステナブル・ブランド ジャパンが実施する生活者のSDGs(持続可能な開発目標)に対する企業ブランド調査『Japan Sustainable Brands Index』のランキング結果が発表され、良品計画が2年連続で、総合第2位、流通(小売り)部門で第1位に選ばれました。
日本における「SDGs」の認知度は年々高まっており、2018年1月には9.3%、2020年は、58.1%でしたが、今回の調査(2021年12月実施)では84.2%へと大きく伸長しました。
今後もさらに企業のSDGs活動に対しての生活者の関心が高まり、生活者の実際の行動(購買や推奨など)に更に大きな影響を及ぼしていくことが予想されるとも言われています(サステナブル・ブランド ジャパン調べ)。
無印良品はサステナビリティという言葉が広まる以前、約40年前の誕生時から、ものづくりの基本となる「3つのわけ」に沿って商品を展開し、今では小売業の枠を超え、地域社会や暮らしの「役に立つ」ためにさまざまな取り組みを進めています。これからもESGのトップランナーとして、「感じ良いくらしと社会」に向けて、活動をつづけていきましょう。
株式会社 良品計画 最新情報
https://ryohin-keikaku.jp/topics/034978.html
長い期間に渡りサステナブルな活動に取り組んできた無印良品だからこそ、今こうして新たな商品開発、商品へのこだわり、自然派を追求する姿勢が見られ、私たち消費者にもその想いが伝わるのだと感じました。
個人が参加できるエコでサステナブルな活動。
企業努力はもちろんですが、個人ができるエコな社会は実は沢山存在します。フードロスを少なくする為には、手前取りを止めること。
牛乳やパン、乳製品など賞味期限や消費期限が気になるものは、特に手前よりも奥から売れていくことが多いものです。
未曾有の感染症が流行してからは、その行動に拍車がかかることになりました。
それは、結果としてフードロスに繋がり、私たちの社会をどんどん住みにくい地球環境へと繋げてしまうことに。
子どもからまたその子どもへと繋げていきたい未来。
私たちの小さな行動が、やがて大きな変化として現れることに、危機感と使命感を感じずにはいられないですね。
当たり前が当たり前ではないことを知ったこの2年半。誰もがこの状況を疑い、戸惑い、不安に駆られた期間でした。
今私たちが住んでいる地球は、それぞれの暮らし方を見直し、自然意識を高めることが何より求められているように感じます。
今ある資源を大切にしていく意識こそが、持続可能な社会を作り、それは巡り巡って私たちの暮らしを豊かに変えていく。
出来ることからでも始めていくことが、最初の一歩に繋がりますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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ビルーム 代表 松崎陽子
静岡県浜松市整理収納アドバイザー。家一軒の片づけをレッスン方式にて具体的なアドバイスとフォローにて行います。家中無駄なく最短で片づけを終える方法を習得し、ライフスタイルの変化にも動じない、リバウンドの根本解決へと導きます。オンラインレッスンも受付中。
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静岡県浜松市整理収納アドバイザー 松崎陽子
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