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新しい日常・ニューノーマルと IoT (エッジコンピューティング)のこれから

先日、第4回ビューレカセミナーが開催されました。今回はCOVID19の影響でオンラインで行われました。
前回のセミナー開催は約半年前。こちらの様子もnoteに投稿していました。何か遠い昔の様・・こんなふうにたくさんの人と集まって交流するシーンがすっかりなくなってしまいました。

社内でオンラインセミナーに参加している様子。従来のセミナーと、オンラインのセミナーでは、同じ内容でもそれが見る側にきちんと伝わっているのか?その違いは何なのか?と考えさせられます。

今回、新しいカメラVRK-C310が大幅なアップデートとともにリリースされました。ビーコアではエンジニアたちがC301の性能を検証し、そこで得たデータをもとに『VRK-C301で広がるVieurekaの世界』をテーマとして発表させていただきました。

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VRK-C301の5つのアップデート

5つのアップデート

1. CPU性能向上・・カラービット読取時間が約2.7倍高速化。(実測値・当社比)Pythonにも対応できるようになり、ソフトウェア開発工数の大幅削減が可能になりました。

2. 色作り性能向上・・色の移り変わりがくっきりはっきり明確化できるようになり、これによってカラービットの読み取り率が劇的に向上します。

3. 広角、ズームなどのレンズが選べる・・カメラを設置できる現場の選択肢が広がります

4.時刻保持・・ネット未接続でも時刻をキープできるので、メンテナンスのための再起動を行っても時刻の調整がいらなくなりました。

5.撮影モードが選べる・・「フリッカーモード」でカラービットが読みやすくなった。※フリッカーとは蛍光灯やブラウン管を用いたディスプレイに生じる細かいちらつき現象
また、「露出合わせモード」で明るさが足りないところでも、動体の読み取りが実用的になった。

以上5つのポイントがビーコアのソリューションの可能性をますます広げたアップデートでした。

新しい日常・ニューノーマルで IoT (エッジコンピューティング)は変化するのか

基本的な IoT のメリットとしては、
● 導入・運用・保守・コスト大幅削減
● 時間の削減 
● 技術者の負担軽減

などが挙げられていますが、今回のセミナーで IoT の方向性を語る上で重要なキーワードとなったのが『COVID19』でした。

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               ※Freepik.comのリソースを使用

今まで私たちは毎日通勤・通学し、オフィスで働き、人と人が直接顔を合わせコミュニケーションを取るというごくありふれた日常から、突如人と人が距離をとり、リモートワーク・オンライン授業始まり、様々なイベント・ミーティングがオンラインで開催されるなど、新しい日常『ニューノーマル』を受け入れなければならなくなりました。
これは人類にとって大きな社会変革であり、それにより
「これからの働き方や、どこに労力とお金をかけるか?なにを大切にして生きるか?」といった問いを多くの人に投げかけ、その価値観に影響を与えました。
さらに IoT にも AI(人工知能)の実装ができるようになり、人が今までやってきたことや、判断・決定してきたことはAI/センサが代わりにするようになり、今までベテランが長年の経験と勘で、その人だけしかできなかった技術を誰もが共有でき、業務に反映できる時代になろうとしています。多様なものと融合できる柔軟性や創造性のあるIoTの世界って面白い。

そして、AI や IoT に対する社会変革はますます加速していくことでしょう。これらの技術が、よりたくさんの人たちの生き方をサポートするツールの一つになって行くのだと思います。

オンラインイベントについて思うこと

今は世界中で、あらゆるイベントがオンラインで行われています。
私はプライベートでダンスを習っていたのですが、当時は海外の有名なインストラクターのワークショップを受けるためには現地へ行くしかなかったのが、今は誰もがリアルタイムで、しかも自宅からオンラインで受けられるようになっています。それに費やす渡航の費用や時間を考えたら、なんと効率の良いことか・・!
オンラインは絶対に便利です。ただ、実際にその場にいて、熱気や情熱を肌で感じることができないのって少し寂しい気がしました。そこがクリアできたらいいなと思います。
近い将来、 VR やAR がもっと便利になって臨場感あふれるオンラインイベントが開催されるようになるのでしょうね。楽しみです。


私たちは、カメラと独自特許技術colorbit®︎とクラウドサーバーを組み合わせた画像処理によるお悩み解決のソリューションを提供しています。また、パナソニック株式会社の IoT カメラ『Vieureka』プラットフォームのパートナー企業として共にオープンイノベーションを推進しています。
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