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中華三醤(2020/6)【料理#5】《回鍋肉》

中華三醤、そんな言葉を思いつきました。こんにちは、ベネディクト・缶バッチです。

豆板醤(トウバンジャン)、豆豉醤(トウチジャン)、甜麺醤(テンメンジャン)。中華料理を作るとき、この三つの醤があれば満足間違いなしです。いろいろな割合でいろいろな料理に使えます。豆板醤はキレのある辛さ、豆豉醤は低重心な香ばしさ、甜麺醤はコクと甘味といった役割でしょうか。今回はその三醤を使って回鍋肉を作りました。

下準備

【材料】豚バラ肉スライス、キャベツ、ピーマン、パプリカ、長ネギ

豚バラ肉、キャベツ、ピーマン、パプリカをそれぞれ4センチ~5センチ程度の大きさに切ります。大きめに切った方が野菜の水分が残ってみずみずしく仕上がります。長ネギは斜めに薄切り。

火入れ(前半)

【材料】下準備した野菜全部、サラダ油

フライパンにサラダ油を多めに引き、野菜全部を投入して一気に炒めます。色が鮮やかになってツヤが出たら火が通った印なので、それ以上炒めないように。一旦フライパンから出して休ませます。これを油通しと呼ぶそうです。

火入れ(後半)

【材料】下準備した豚バラ肉

野菜をどかした前半のフライパンに豚バラ肉を並べて炒めます。今度は弱火でじっくり焼いて少し焼き目をつけます。肉の油が跳ねるので注意。これも一旦フライパンから出して休ませます。

炒め合わせ・完成

【材料】豆板醤、豆豉醤、甜麺醤、にんにくチューブ、しょうがチューブ、醤油、砂糖、酒、火入れした肉と野菜

豆板醤、豆豉醤、甜麺醤、にんにく、しょうがを炒めて香りを立てます。その後、残りの材料全部を投入して混ぜ合わせたら完成です。濃い味付けがとにかくご飯に合います。いわば米泥棒。キャベツを中心に野菜もたくさん食べられるので冷蔵庫掃除に一役買いますね。三つの密が話題になって久しいこのご時世、ついでに三つの醤を覚えておくと便利です。皆様も是非。

回鍋肉

お読みいただきありがとうございました!

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