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色とりどりな生きざまを、「私」を介して紡ぐ

ひたすら「文章」を書きまくっている、ここ最近。
実をいうと、「インタビュー記事」の執筆に携わらせていただいている…のだ!

2週間のうちに、6名の方のお話を聴かせていただいた。
原稿を書き上げたのは最初のおふたりの分のみ…執筆は、まだまだ続く!

とても豊かな体験をさせていただいており、お声掛けいただいた方や、お話を聴かせてくださる方々への感謝の念が止まらない。

インタビューは、共通する属性(お仕事)をもつ方々に対するもの。
これまで関わった方にはない属性だったので、まずもってそこから興味津々だ。
初めて出会う人、お仕事、世界…小さな私の世界が、またほんの少し広がる感じ!

同じ属性の方に対して同じ質問をするにもかかわらず、その答えは6者6様…である。
重なる領域はあったとしても、文脈も違えば表情もさまざま。
ただただ「こういう仕事をしている人」というだけで終わっていれば知りえなかった、いきた情報ばかりだ。

…これを「書く」ことの責任と喜びたるや、とんでもない。

便利な時代なので、インタビュー動画を制作することだってできる。
けれども敢えて、文章にするなら。
そこに残るのは、「私」という人を介して紡がれたものだ。

唯一無二の、彼女の生きざまを、「私」が、紡ぐ…な、なんというプレッシャー!!!…と同時に、なんとも誇らしいことではないか。

2本目の原稿を書き上げたところで、誓ったことがある。
事実を捻じ曲げるようなくだらない脚色はしない、という、言ってしまえば当たり前のことだ。

けれども、その生きざまをもっと輝いて投影できるように、「そう、そう」の、その先に届くように。
彼女の選ぶことばに、声色に、表情に、間に、アンテナを張ってみる。
レコーダーではない「私」だからできる、大切な役割。

色とりどりの、素敵なインタビュー記事を紹介できる日が、今から待ち遠しいなあ(だから、はよ書け、私)。


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