企業のWebサイトを調査してみた まとめ
小山です
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まとめ
全体的にSEO、アクセシビリティ、ベストプラクティスなど
コーディングに関するルールは守られているのでスコアが高い
反面
パフォーマンスに対しての意識が低く
スコアが非常に悪い
という結果となりました。
これがどういうことかを想像すると
あくまで私の所感であり、私見ですが、PCだけではなくSPのトップページにも大きなサイズの画像や動画を使ったり、フロントエンドの技術を用い、動きのあるページを多用し、表層的なデザインを重視するサイトが多い
そのためにサイトパフォーマンスが落ちている企業が多い
すなわち
大きな(重い)画像や動画、動きのあるページでメッセージを伝えようとしている企業が多そうだということが予想されます
勘違いしてほしくないのですが、Webページにとって、来訪者が初めに目にするファーストビューのメインビジュアルが重要であることには異論はありません
しかしながら、Webサイトのパフォーマンスを犠牲にしてまで、大きな画像や派手な動きを使いメッセージを伝える必要はないと考えている、という意見です
サイトは誰のためのものなのか?
世の中には1,630,322,579(2018年)のWebサイトがあると言われており
そのうち2億のサイトがアクティブだとされています
ということは、社名以外で自社Webサイトを見つけてもらうことは以前よりとても大変になったということです
Googleは「検索するユーザーが持つ課題を解決できるサイト」を上位に表示します
それにはコンテンツの内容はもちろんのこと、サイトが安全であることや、ユーザーにストレスになるサイトでないことなど、検索エンジンが判断する指標があります
それが今回調査した内容です
今回調査した指標はGoogleが検索のアルゴリズムとして評価する指標なので、「うちの会社は社名検索だけで見つけて貰えば良い」ということであれば、特に意識する必要はありません
しかしながらコーポレートサイトに訪れる人は
求職者:就職を考えているけど、どんな会社なのかわからない
利用者:こんなサービスだけど内容が、費用がわからない
投資家:投資を考えているけど、どんな取り組みをしているのかわからない
このようなやりたい「何か」ができないという課題を解決して、その「何か」をするためにユーザーは検索という手法を使ってWebサイトに訪れます
それによりWebサイトは何を求められているかを知ることができます
そう考えれば、Webサイトは、やはり自分を求めているユーザーのために存在しているというのが私なりの答えです
サイト調査から少し話が逸れましたが、このスコアはユーザーのためになっているか、というGoogleの検索エンジンが出した点数です
点数が悪いことがダメなわけではありません
弊社BAsixsメディアサイトもまだパフォーマンスに課題を残しています
日々改善を行っていくことこそが、自分を求めているユーザーのためだと考えて運用をしていこうと思います
プライム市場調査の一連の記事はこのまとめ記事で終了となります
ありがとうござました
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