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企業のWebサイトを調査してみた その4

小山です
これまでの記事は下記リンクより

前回の記事では市場企業全体の数値でした

本記事では、Lighthouseを使って業種ごとにサイトパフォーマンススコアの低い業種と高い業種について書いてみようと思います

業種については下記の通り日本取引所で定められたものを基準にしています
また、調査時期や条件は前回の記事にある通りです

証券コード協議会が「業種別分類に関する取扱要領」という規則を定めており、それに基づいて協議会が個別の銘柄について業種を決定します。取扱要領では、業種を分類する基準は、総務省が定める「日本標準産業分類」によるものとしています。その分類に基づいて、協議会が定める「業種別分類項目」のどの分類に入るかを定めています。「業種別分類」は、10の大分類の下に33の中分類があり、通常「業種」といった場合はこの中分類を指すことが一般的です。

業種関係 | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)

業種別平均パフォーマンススコアグラフ

平均スコアが高い業種

水産農林業 
 平均値 56.7
 中央値 57.5

ゴム製品
 平均値 56.0
 中央値 60.0

非鉄金属
 平均値 52.3
 中央値 57

平均値は全体の平均より7〜11ポイント高く中央値も高いですね

平均スコアの低い業種

パルプ・紙 
 平均値 36.4
 中央値 33

石油・石炭製品
 平均値 36.6
 中央値 47

金属製品
 平均値 38.2
 中央値 37

こちらは平均より5ポイント以上低い結果になっています

最も低い業種と高い業種では1.5倍の違いが出ています

パフォーマンスが低いサイトは
 描画(レンダリング)が遅い
 描画されてもタップするまでに時間がかかる
 ユーザーが操作しようとしたら意図しない動きをする
などストレスがかかっていることが想定されます

皆様も自社のWebサイトのスコアを確認し改善してみましょう

次回はアクセシビリティについて同じように説明していこうと思います

ありがとうございました

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