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旬。

とあるきっかけで、去年の11月から家にまたお花を飾るように。


買ったり頂いたりで時々飾ってはいたけれど、こんなに長期間花と暮らすのはかなり久しぶりのこと。(観葉植物は随時いる)



うちから少し離れたお花屋さんで購入していたので

このコロナ禍で買いに行けず


2週間ほどない時期もあったけど



買い出し時のスーパーでいい感じにほどよい可愛いこが手頃な価格でみつかるので最近は専らそちらを。



最近、(写真の)白い花を見たときにふとよぎった。




このこは今日・明日が 〝一番綺麗な時〟だな。



 

初めての感覚だった。




その大きく開き放つ輝きと同時に

朽ちてゆく命もみえた。




普段、お花綺麗だなー今日もかわいいなーあれ元気なくなってきたなー長生きしてねー、ちゅっ



ぐらいの、呑気な感じだったのが(いずれ終わる時はうっすら感じてはいたものの)





約半年、


ほぼ毎日、



違う花々を愛でみとってきたことによって


その花の一番美しい瞬間を感じとれるようになっていた。



その感覚は嬉しくもあり

そう遠くないカウントダウンの訪れでもあるので

少し切なくなった。



こんな風に

人も

それぞれの輝きを放つ瞬間があるんだろう。



一度きりなのか

ずっとなのか

それとも、一度も、なのか。



自分のその時は自分でわかるのものなのだろうか。


またそれは自分が決めていいものなのか

それこそ他者に委ねるべきものなのか。



せめて自分の見極めだけは自分でできるようにありたい。

  



「ちゃんと」「美しく」「潔く」




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