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10代から予知夢をたびたび見ていました。撮りためたビデオのように、こちらに集めていこう…

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10代から予知夢をたびたび見ていました。撮りためたビデオのように、こちらに集めていこうと思います。何かの気づきになれば嬉しいです。

最近の記事

もっと自由に

 数年前のある朝、自宅の玄関を一歩出たら、岡本真夜さんの「そのままの君でいて」が頭の中に流れてきた。私の歩くスピードで、駅に着くまで曲は続いた。その頃の私は、人生の岐路に立っていた。ちょうど「私らしく生きたい」と考えていた時だった。  この曲を初めて聞いたのは、私が大学生の頃だ。テニス部の練習がメインで、次に勉強、ときどき遊びという生活で、とても楽しく充実していた。  もっと自由に もっと素直に 強がらないで 歩いていこう  久しぶりに聞いたこの歌詞が、少し頑張り過ぎて

    • 映画「14歳の栞」

      中学2年生14歳の子どもたちの飾らない姿と、素直な気持ちにふれることができました。 子どもから大人になる階段の踊り場にいるような彼ら。 今を生きる中学生の心の揺れや生きづらさを、かつての自分と重ね合わせていました。「いい子」を演じなければならなかったのは、今も昔も変わらないのかもしれません。 ただ、昔にはない「強さ」がありました。職業柄か、「貴女、頑張りすぎだよ。笑ってごらん。」と話しかけたくなりました。 教師という職業の厳しさを知り、心が折れそうな時もありましたが、この

      • 誕生日

        あなたが生まれた日は、 私がお母さんになった日 だから、あなたの誕生日は 私もおめでとう。 「生んでくれてありがとう」とか要らなくて、そばで笑ってくれればいい。 生まれてきてくれてありがとう。 私を選んでくれてありがとう。 お医者さんが話してくれた 「生まれる日は、赤ちゃんが決める」って言葉はきっと本当で、 あなたが選んだ誕生日。 お腹の中のあなたは、 お風呂で温まった私のお腹を 中からぎゅーっと押していた。 お腹に足形が飛び出して お腹が破れるかと思ったよ。 いのち

        • 水を縫う

          通勤電車の中で読んで、何度も涙が出そうになった。 気持ちの噛み合わない家族の思いが痛いほどわかる。自分の思いを飲み込んで生活している家族の姿が、とても歯痒い。家族の、家族でいるが故の葛藤なのであろう。 父として、母として、妻として……ではなく、あなたらしく自分の人生を生きてほしい、そんな作者の思いに気づかされる。 私が、良い母、良い妻、良い娘、良い人をやめたのは、5年ほど前であろうか。それまでの生活と比べると、ずいぶん生きやすくなった。私は私で良いのだと思えるようになった

        もっと自由に

          フォンダンショコラを食べながら

           満月の下、京都御苑や鴨川の河原という確かな場所に不思議な空間が生まれる。その名も「満月珈琲店」。星詠みマスターの心遣いや人生指南が、登場人物の心を動かしていく。  「満月珈琲店」では客がメニューを選ぶのではなく、マスターがその人合ったものを出してくれる。珈琲店なのだが、珈琲を出してもらえるのは限られた人だという。客に出される洒落た名前のスイーツは、読み手の脳を誘惑する。「満月アイスのフォンダンショコラ」の甘い香りが、口いっぱいに広がった。  星詠みの解説で映し出される出

          フォンダンショコラを食べながら

          高校2年生の冬Part2

          終業式の出来事を終え、泣き疲れた私は昼寝をした。 しばらくすると、家に電話がかかってきた。 同じ中学校から高校に行った男友達の声だった。電話を代わると言われ、次に出たのは片思いの人だった。 「2つおめでとう」 「え?2つ?!」 寝ぼけていたせいか、自分が誕生日であることも忘れていた。 「ありがとう」 叶わぬ恋だったが、彼の声を思い出すと今でも温かい気持ちになる。 友達の想いにも感謝だ。 母に求めた「褒めてほしい思い」は、計らずも彼らが上手に埋めてくれた。 私と

          高校2年生の冬Part2

          高校2年生の冬

          校庭で2学期の終業式が始まった。 バレーボール部だっただろうか、大会で良い成績を修めて表彰されていた。私は、列の後ろのほうで彼女らの姿をぼんやり眺めていた。 「〇〇〇〇さん、前に来てください。」私の名前が呼ばれたように思った。えっ?空耳!?目をまん丸にしてゆっくり後ろを振り返った。 後ろにいた友達は、別の子と喋っていて放送の声を聞いていなかった。 え?私の名前が呼ばれたの? しばらくして、国語の先生がやってきた。あなた〇〇さんやね?前に出なさい。呼ばれているよ。 え?

          高校2年生の冬

          現実逃避

          9月28日 夏のバカンスに出かけた。 海の中にいる。 いざ陸へ上がろうとしたら足が届かない。どうしようと焦る夢。 家族か友達かと海外旅行へ行く。 部屋へ戻るために乗ったエレベーターで服を汚される。 カウンターで文句を言う。 ああ、私イライラしているな。 自覚はできている。 潰れないようマイペースに生きよう。

          現実逃避

          夢日記三部作。

          1日に何種類かの夢を見ると、心がざわつく。 まずは、修学旅行の付き添いに行った夢。 着替える生徒のために部屋を準備した。 生徒に布マスクを配布。 領収書を渡した。 次に、場所が変わって 書類が山積みの職場。 パソコン関係のコードが邪魔になる。 時間に追われている。 そして、電車を乗り換えする夢。 初めての乗り換え。 地下街を歩く。 地上へとエスカレーターを乗り継ぐ 電車に乗り遅れる。 夢日記三部作。 心身ともに疲れていることはわかる。 現実逃避でもしてみるか。

          夢日記三部作。

          避難訓練の訓練?

          今朝の夢。 電車に乗っているとき 電車が制御不能になり、 まるでジェットコースターのように 急な勾配を下っていった。 その後、 地下に潜ったところで停電した。 自宅に連絡をしようとしても 発信できなかった。 私は、お先に訓練の訓練をしてしまったようだ。 災難が小難になりますように。

          避難訓練の訓練?

          始まりの合図

          地元の道路を車で走っている。 前方から太鼓の音が聞こえてきた。道路の突き当たりには、お祭りらしい。紅白の幕が見える。人々も集っているようだ。夢の中の私は、地鎮祭だと思っていた。 道路を右折した後、太鼓台の巡行に出会った。少人数ではあったが、子どもたちの姿も見られた。 今年は、夏祭り秋祭り……どの行事も中止になっている。 祭り男たちの威勢の良い声、子どもたちの賑やか声も聞こえてこない。 自粛の裏の静けさというべきか。 ズドンと体に響く太鼓の音は、始まりの合図のように

          始まりの合図

          決められた未来

          トクトクトクトク ピピピピ…… 昔、夢の中で不思議な電子音を聞いた。何の音だろうと不思議に思っていたが、そのまま時が流れた。 何年か経ち、再びこの電子音を夢の中で聞いた。 これは、死ぬ時に聞く音ではないかと直感的に思った。 10年程時が流れて、私は腸ヘルニアの手術を受けることになった。 手術時部分麻酔が効かず、全身麻酔に変更となった。 トクトクトクトク ピピピピ…… 聞き覚えのある電子音を聞いて、 私はこのまま死ぬかもしれないと思った。    目覚めた時、私は看護師

          決められた未来