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オランダでインターンを見つけるためにやったこと【渡航後編】

オランダでインターンを探すために私がやったことをまとめています。
渡航前編はこちらです。

今回はオランダに渡ってからやったことについてです。
※note内に出でくる個人名に関しては、あらかじめ掲載の許可をいただいております。

・アムステルダムのデザインスタジオを訪問

日本で電通九州の伊藤敬生さんに紹介していただいたスタジオthe futureを訪問させていただきました。彼らは私のオランダ滞在中にも1ヶ月日本に滞在したりと、ずっとオランダにいるわけではなかったのでこのスタジオでインターンということにはなりませんでしたが、親身になっていただいた方達です。スタジオでは彼らの過去作品とその制作意図や経緯についてお話を聞きました。また、私の興味に合いそうな会社や大学院についての情報も教えていただきました。


・初めての面接

渡航前にメールしていたデザイン事務所のうちの1つから連絡があり、面接してもらえることになりました。
なんとインターンは探していなかったにもかかわらず、私のポートフォリオを見て、雇ってもいいかもと思い連絡してくれたと言うことでした。面接でも、働き始めたらどんな仕事があるかなどの話を具体的にしてもらい、もう絶対受かったと思っていました…。
が、結果は不採用。これは本当にショックでした。英語での面接ははじめてで、自分の強みとか、どうしてこの事務所で働きたいのかとかをしっかり伝えきれなかった自分の実力不足だと思います。自分の作品自体はポートフォリオを見て気に入ってくれていたので、自分自身を一緒に働きたいと思われるように表現できなかったのが敗因だと思っています。


・さらに追加でデザイン事務所にメール

面接を受けたデザイン事務所で働けると信じきっていたので、しばらく送ってなかったメールをまた送り始めました。ただこの時点でクリスマスホリデーが近づいており、オランダに来てから送ったメールはほとんど返信すら返ってはきませんでした。


・留学していた大学の先生に連絡

学生時代に交換留学していた大学の先生に連絡を取り、時間をとって会っていただきました。ポートフォリオのデータを渡して、実際にインターンを受け入れてくれる可能性のある知り合いにメールを送っていただきましたが、こちらはご縁がありませんでした。


・日本で出会ったオランダ人アーティストの方を訪問

佐賀のオランダハウスで知り合い、連絡先を交換していたヴィクター・エンバース(Victor Engbers)さんに連絡を取り、アトリエを訪問させていただきました。事情を説明すると、私のために受け入れてくれそうな場所のリストを作って、メールを送っていただきました。もし見つからなかったら、ここで働いてもいいとすら言ってくださり、その日たまたま近くであっていたデザイン事務所のパーティに私を連れて行って、その事務所の方に紹介もしてくださいました。私を紹介することでのメリットなんてVictorさんには何もないはずなのに、ここまでしていただいて本当に頭が上がらないの一言です。


・近々開催予定の日本イベントの事務局にコンタクトをとった

もうこれでインターンが見つからなかったら、日本関係のイベントの手伝いをするしかないと思い、アムステルダムで開催予定の日本の工芸品イベントの事務局へ連絡を取りました。結果として、こちらのイベントのお手伝いもすることになりました。


・ついに受け入れてもいいという方から連絡が

ヴィクターさんが連絡してくださった人達のなかから、私を受け入れていいという方が連絡をくださいました。
彼らは4人組のアーティストグループで、おもちゃのような建築模型を作成したいとのこと。当初やりたかったデザインとは少し異なりますが、作っている物自体は興味的であり、そこで働く人たちも良い人達だったのでこちらにお世話になることになりました。


というわけで、自分のつながりというつながりをフルに頼った結果、インターンを見つけることができました。
あまりの見つからなさに心が折れかけましたが、その過程でたくさんの人に連絡をしたり、メールを書いたりした経験がすごくよかったなと思っています。私が感じたのは、1つの可能性にかけてしまわずに常に色んな可能性を信じて色んなアプローチをすれば、どれかに引っかかることもあるんだなということです。


追記:ヴィクターさんに連れて行ってもらったデザイン事務所の方かからメールをいただき、1週間後に会って話をすることになりました。滞在期限がもう長くないので、インターンに繋がる可能性は低いかもしれませんが、現地にいる間により多くの人とじっくり話す機会ができ嬉しいです。
オランダ人デザイナーの方も、「オランダでの就職はツテが大事だよ〜」とさらっとこんなことを言っていたので、どんな国でも日本語で言う「ご縁」が大切なのかなと思います。(もちろん、自分の実力を向上させることが1番の近道だとは思いますが!)


ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
はじめてnoteにまとめて公開するということをしましたが、せっかくだからもう少し面白くてわかりやすくかけるようになりたいです...! 精進します。


ありがとうございます!お勉強に使います…!