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お気に入りのカレンダー🗓

日めくりカレンダーを購入した。

26年と7ヶ月くらい生きてきて、初めての試みだ。私は今までカレンダーというものに興味を持ったことがなかった。それどころか、日付なんてiPhoneでいつでも確認できるのだから、むしろ必要ないのでは?とすら思っていた。そんな私が、なんと2000円くらいする日めくりカレンダーを購入したのだ。(送料を含めると2500円くらい)自分でもビックリ。


でも、値段以上に価値があると思ったから満足している。むしろ、ここまで気に入るものに出会えてほんとうによかった。今年は、これまでよりも1日1日をもっと大切に味わって過ごしたいと思っていて、
そのためには何があったらいいだろうと考えた結果がカレンダーだった。
最初は卓上カレンダーを探していたのだけれど、1日ごとに紙をめくる必要のある日めくりカレンダーのほうがより1日を意識できる気がして、そちらを探すようになった。


なかなか気に入るものがなくて、(気に入ったものがあってもすでに売り切れ)12月中旬ごろから探していたのに、注文できないまま年を越してしまった。このままでは1月もあっという間に過ぎてしまう!せっかくの日めくりカレンダーなのに、ひと月分見ないで捨てることになるなんてイヤだ!と焦った私は、(本当はこれの違うバージョンが良かったけど、もうこれで手を打とうかなぁ)と妥協しかけていた。今年の目標のひとつが、自分のこだわりを大切にすることなのに……。モヤモヤとしたまま、何となく踏み切れずにインスタのTLを眺めていたその時!運命の出会いがあった。


そのカレンダーの名前は、

『糸島こよみ』。


「糸島こよみ」とは

古来より人々は、自然のリズムを暦にしながら営みを続けてきました。
暦とは、いのちのリズムそのものであり、自然の一員として生きていくための羅針盤でもあったのです。そんないのちに沿った暦をつくりたいと思い、「糸島こよみ」が始まりました。

糸島こよみの裏側より


その紹介文の通り、カレンダーには糸島の生き物や文化、季節のレシピなど、自然を身近に感じられる内容が1日1日丁寧に記されている。

結構しっかりと情報が載っているから、毎日ちょっとしたコラムを読むみたいでわくわくする。それに、月の満ち欠けや日の出と日没の目安も書かれていて、なんだか観察日記みたいで面白い。確実に時が過ぎているのを実感できる。

あぁ、なんて素敵な日めくりカレンダーなんだろう。

立派な土台もあったのだけれど、イーゼルに置いたら合いそう……と思ってしまって今回は購入せず。(試してみたら、予想通りに可愛くて大満足)さっそく自分の机に飾って、にまにましている。


このカレンダーがあると、
なんてことない毎日も発見の連続になる。

今の時期って、こんな鳥がいるのか。
あの文化ってそういう考え方からきてるんだなぁ。
この花知ってる。こういう名前だったのね。
明日はどんなことが書いてあるんだろう。
早く明日にならないかなぁ。

カレンダーをめくるのが楽しみで、自然と明日が待ち遠しくなっている自分に気付いた。

こんな感覚、いつぶりだろう。
本当にちょっとしたきっかけで、日々は色付きになる。
今年はこのカレンダーの力を借りて、自然を感じながら毎日を大切に味わって生きていこう。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

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