死亡率10%減【日々のツイトレ】
※2020.1.30thuのTwitterトレンドワードより
何かのスマホゲームの特殊スキルかと予想しながらツイッターのトレンドワードを開いたのですが、どうやら違っていました。
納豆やみそなどの発酵性大豆食品をよく食べる人は、そうでない人と比べて10%死亡率が下がるという調査結果を、国立がん研究センターの研究チームがまとめた。
という朝日新聞デジタルの記事。
「死亡率」という言葉。よくわかってませんが、毎年、死亡するリスク確率が10%低減されるということでしょうか。人間をゲームキャラクターのパラメータで表現すると「重大な病気回避率が10%アップ」のような感じ?
人の死を統計学的に数値化するということは、条件付けがかなり難しいと思います。こういった発表を盲信するのではなく、こういうこともあるのかもな程度に見るのがいいと思っています。
とはいえ、先人からの知恵であり、発酵食品を継続的に摂取することは、人間の体にとって良いことなのでしょう。
記事には発酵性大豆食品とは書いてありますが、見出しに「納豆1日1パック」と謳ってあるので、納豆が手っ取り早く条件を満たしやすいということでしょうか。
納豆が日本の優れた発酵食品のひとつであることは間違いありません。
発酵食品を継続的に摂取することで、腸内でその菌が安定して作用し続けるそうです。体外摂取なので、やはり継続的に食べていることが大切という話を聞いたことがあります。
納豆菌に限らず、菌が自分の体に合っていると思ったら、欠かさず続けることが健康につながるのかもしれません。
こういったニュースの影響力はバカにできないもので、また明日からスーパーは納豆フィーバーなんじゃないでしょうか?
……と、納豆が食べられない私の嫌味。
子供の頃から食卓に納豆がない家で育ちました。
ひとり暮らしを始めた時、納豆は安価に入手できて栄養価も高いから、これとご飯を食べとけば何とかなるんじゃないか?
そんな食事をリスペクトしないコストパフォーマンスだけの考え方で、生まれて初めて納豆に挑戦しました。
初納豆。
食べ方はテレビなどで見て知っていたのですが、いざやってみると納豆の糸に翻弄されました。
糸を引きながら納豆の上に乗ったビニールを剥ぎ取った後、割り箸を納豆に突き立てて、箸をグー握りで持ってグルグルとかき混ぜました。
割り箸を使ったのは、納豆のネバネバがまだ未知の物だったので、食器を洗う時の不安があったからです。今思うと、どれだけ納豆に警戒心抱いているんだという話です。
タレが付いているということは、これをかけて食べるのがメーカー推奨の食べ方なのだろうと考え、タレを全部入れ、再びグー握りでかき混ぜました。若干粘り気が少なくなったような気がしたので、もしかして糸を引かずに食べられるのでは!?と思い、熱々ご飯の上にセットオン!
ここまで初めてにしては意外とすんなりいきました。
その後、なかなか切れない納豆の糸と格闘しながら、なんとか1パック食べました。それまで遠巻きに敬遠していた納豆の匂いが口の中に広がり、鼻孔をくすぐります。
結局、初納豆は匂いがダメだったのか気分が悪くなりました。
仕方なく残りの2パックを友人にプレゼントしました。まだ知り合って日が浅かったその友人は怪訝そうな顔でしたが、ことの説明を聞いてもらってくれました。
それ以降、何度か納豆にチャレンジはしているのですが、お腹の調子が悪くなったり、気分が悪くなったり、あまり良い思い出がありません。
こういうこともあって、納豆は体にいいといっても、人によって合う合わないはあるんじゃないかと思ったりするわけです。
一度本気で、体に合う菌探しの旅をしてみるのもいいかもしれません。
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