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ありがとう、お暇生活

一昨日、夏至を迎えた。なんだか節目感。

この夏至を一つの区切りとして、昨年春からスタートしたお暇生活に終止符を打つことに決めた。とりあえず決めてみた。

再び動き出したくて、社会のために自分の力を使いたくて、うずうずし始めたから。

「自由の身」になりたくて

振り返れば小学生のころから(もちろん会社員時代も)、私はとにかく「自由の身」になることを切望していたように思う。体育がない。勉強しなくていい。やらなきゃいけないことがひとつもない。

優等生で何でもそつなくこなしていた私は、いつかそんな毎日を過ごしたいと願っていた。

大人になって、「人生の選択権」が自分の手の中にあることに気づき、自ら「会社員」という鎖を解き放つ選択をすることで、私は念願の「自由の身」になった。

「自由の身」になったら、生きることがものすごくラクになった。同時に、もう一生働きたくないとも思ってしまった(おつかれ、過去の私!)。

お暇生活の効能

これまでの私は、どこか人生に希望が持てず、自分にも自信が持てず、灰色の世界を生きてきた。

それが1年という時の中で、私がゆるめばゆるむほど、世界はみるみる色づいていった。いつしか私は鮮やかな世界の住人になっていた。

この地球に四季があり、自然のリズムがあるように、きっと人にだってリズムがある。同じスピードで一生走り続けるなんて、むちゃくちゃすぎる。

社会の中で見失ってしまった自分のリズムを取り戻す。
リズムを感じる。
リズムにそって生きる。

動いたっていいし、立ち止まってもいいし、何をしたっていい。

リズムにそっていれば、その時々で心が満たされていれば、"何をしているか"は、あまり問題ではないのかもしれない。

このことに気づけたから、いま私はもっと広い世界でふたたび働きたいと思い始めているのだろう、きっと。

自分のリズムで生きていこう。

このお暇生活をプレゼントしてくれた1年前の私へ、ありがとう。

おまけ|お暇生活やったこといろいろ

お暇生活の方針は、やってみたい・みたかったことを、とにかくいろいろやってみること。だいぶ自己投資しちゃったけど、これでいいのだ。

  • 仲間と畑

  • 憧れのブラウンズフィールドでサステナブルスクールに参加(10月まで月1回のプログラム。とにかく良い処。ご飯おいしい!みんな大好き!)

  • 田植え

  • 愛知の旅

  • 都会の丘の上でシェアハウス

  • 必殺仕事人(いくつか仕事を請け負う。秋の終わりまで会社員時代と変わらずハードな日々もちらほら)

  • フェイクスピア』観劇

  • マジックスパイス(カレー)にハマる

  • はじめての演技レッスン

  • 熊野の旅

  • 伊勢の旅

  • 京都・滋賀の旅

  • THE BEE』観劇

  • 表現アートセラピーの連続講座に参加

  • 実家暮らし

  • 滋賀暮らし


人生はつづく。

愛と感謝を込めて。

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