Azusa

神戸の海辺で暮らしてます🏖 (ただいまnoteに過去のいろいろお引越し中✍️)

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マガジン

  • お暇日記🍉

    大人の夏休みな日々に気ままに綴ったエッセイのようなものたち

  • 詩のようなもの📖

    詩的な文章集

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おかえり

昨年の夏、春に会社を辞めて以来、大人の夏休みを過ごしていた私は、このnoteで気ままに言葉や想いを綴り始めた。 幼い頃から文字や言葉とふれあうことが好きで、じゆうちょうに作文用紙、大学ノート、手帳、ブログと、note以前にもいろんなところで書き散らかしてきた。 初めてブログというものを知ったのは、たぶん高校生くらい。旅の記録や毎日のお弁当記録が好きでよく読んでいた。 それから自分でも何度か書いてみたけれど、どうにも続かず、最も長く続いたのは学生時代にオーストラリアへ留学し

    • お誕生日占い

      数日前、誕生日を迎えた。 私のお誕生日のおたのしみといえば、石井ゆかりさんのお誕生日占い。(あ、もちろんケーキもね。) 彼女のInstagramで毎週更新されているもので、お誕生日ごとに石井さんがどんな1年になるかメッセージを伝えてくださるという、なんとも素敵でありがたい投稿なのです。 一緒に投稿される植物の写真も素敵💐 このたのしみは2020年から続いていて、今年で5年目となった。 毎年メモしていたものを振り返っていたら、この4年間の私をぴったりと言い表していて、こり

      • 2024年、ゆっくりじっくり

        2024年をお迎えしました🐉✨ 心身揺らぎまくりの年末年始を乗り越えて、新年がやってきたという実感がやっと湧いてきた今日という日。 イギリスにワーキングホリデービザで渡航するか迷いに迷い、結局は会社員として京都で暮らすことを選択した2022年秋。 日本に居ると決めたその時から、何をせずとも自然と運ばれていくような、まるで時空を超えていくような不思議な期間に入っていきました。 パートナーに出会い、神戸の海辺へ引っ越し。 全く予期していなかった結婚という人生の車線変更。 ふ

        • 続・お伊勢さんと私

          このゴールデンウィーク、10ヶ月ぶりに伊勢の地を訪れた。 伊勢については以前にも綴ったが、ここ数年ご縁をいただき、定期的に訪れている場所。 訪れているというか、いつも自分ではそのつもりはないのに、誘われたり、会いたい人がたまたまその時その地にいたりで、なぜか訪れることになる。 そうそう、昨年の秋から先日まで住んでいた京都の住まいについて、住んでみたらびっくりしたことがあった。 その家は一の鳥居、二の鳥居を越えた参道に建つ家だったのだけれど、その鳥居の神社(家から徒歩3

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        おかえり

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          2023年、小さな予感を信じて

          2023年がやってきました! お正月は『Frist Love〜初恋〜』の美しい世界観に魅了され、呑気にも延々と再生を繰り返していたけれど、今年はおそらく私にとって節目の年になるだろうと思っているので、どきどきわくわく、大切な新年の幕開け。 昨年は関東から関西に拠点を移し、秋からはふたたび会社員として毎日働き、日々の暮らしが大きく変わった1年だった。 関西に移る時はとても勇気がいったが、今までにない経験をたくさんすることができたので、あの時の私、グッジョブ! まぁ、決し

          2023年、小さな予感を信じて

          仕事に対する意識のあれこれ

          今年もあっという間に年末だ。 この秋、京都に引っ越すと同時にふたたび会社員として働き始めた。 昨年3月に前職を辞めてからは、しばらく大人の夏休み&ゆるゆると働いていたのだが、この夏頃から不思議な流れやご縁がやってきて、久しぶりに組織に所属してしっかり働く日々を送っている。 しかも、東京の企業に京都の自宅からPC越しに勤めるというなんともイマドキな働き方。 昨年会社を辞めた時は、まさか自分がふたたびこんな形で働くなんて想像もできなかったけれど、たっぷりお休みして、やりたいこ

          仕事に対する意識のあれこれ

          言葉と感覚

          今日は大阪まで森山未來氏のFORMULAを観に行ってきた。 数年前に横浜赤レンガ倉庫で観たきゅうかくうしお作品以来の森山未來氏、そして"脳科学meetsアート"という斬新なコンセプトに惹かれ、とてもたのしみにしていた舞台。 存分に漂った。 ふわふわするような、溶けていくような、舞台上と自分の境界線がなくなるような、そんな不思議な作品だった。 途中、舞台上に"私"がいる気がして、思わず涙が溢れた。 身体言語の世界にいると、最近の私は安らぎを感じる。 目の前に起きてくること

          言葉と感覚

          ちょっと京都に住んでみる

          この春から滋賀の琵琶湖近くに生息していたのだけど、10月から京都に住んでみることにした。 一昨年、コロナ禍で仕事がフルリモートワークになった時、もはや東京に住んでいる意味ないのでは?と思い、少しの間ホテルで暮らしてみたのが、京都だった。 それまでは京都について特に思うことはなく、中学の修学旅行で訪れたのみだった。 ところが、ステイホーム中に観た『本能寺ホテル』という映画のワンシーンに出てくる森があまりに印象的で、そこに行ってみたい!と突然にも思ってしまったのだ。 調べて

          ちょっと京都に住んでみる

          何をするか、どう在るか

          この春から関西に移り住み、実験的に新しい暮らしをしてきた。 会社に勤めるとかそういうことではないけれど、好きな領域で新しい役割をいただき、奮闘する毎日。 だがしかし、これがなかなか修行のような日々でして、涙目で落ち込むこともしばしば。 好きなことに関われている喜びを感じながらも、梅雨前から「自分を失っていく」感覚がどんどん大きくなり、これはまずいと思い始める。 役割をこなすことに必死になりすぎた。 大切な人たちと連絡を取る余裕すらない自分に嫌気がさすし、引越したばかりと

          何をするか、どう在るか

          ありがとう、お暇生活

          一昨日、夏至を迎えた。なんだか節目感。 この夏至を一つの区切りとして、昨年春からスタートしたお暇生活に終止符を打つことに決めた。とりあえず決めてみた。 再び動き出したくて、社会のために自分の力を使いたくて、うずうずし始めたから。 「自由の身」になりたくて振り返れば小学生のころから(もちろん会社員時代も)、私はとにかく「自由の身」になることを切望していたように思う。体育がない。勉強しなくていい。やらなきゃいけないことがひとつもない。 優等生で何でもそつなくこなしていた私

          ありがとう、お暇生活

          それってほんとに私なの?

          自分を知ることは、永遠の課題なのではないだろうか? 私は20代の終わりに近づくまで、自分のことをずいぶんと放ったらかしにしてきた。ショッキングな出来事が続いたりして、そのことにやっと気づいてから、30代は自分と向き合う時間をとるように心がけている。 最近、私の中でうまれた問いは、「私が私と認識している私は、本当に私なのか?」。文字に起こすとなんだか小難しいけれど、つまりは、「自己認識ってどこまであてになるのか?」ということ。 例えば、自分を知ろうとする時に、多くの人が一

          それってほんとに私なの?

          お伊勢さんと私

          来たる7月、ふたたび伊勢の地を訪れることになった。 昨年12月、今年5月に続き、直近では3度目のお伊勢参り。 ここ数年でご縁をいただき、私にとって大切な場所となっている。 初めて伊勢の地を訪れたのは3年前。 今日はそのときのことを綴ってみよう。 2019年、平成最後の日。 私は名古屋でコンテンポラリーダンスのワークショップに参加していた。 かつて私は東京を拠点に大手の広告代理店で働いていた。 毎日続く深夜残業や業務のプレッシャーにより、入社3年目で軽度のうつになって

          お伊勢さんと私

          空回りしているときは

          「何者かにならなきゃ、という想いを手放してみたら?」 ここ数ヶ月、どうにも自分が空回っている気がして、先日、私にしてはめずらしく人に相談をしてみた。そうしたら、このような思いがけない言葉をいただき、ちょっと面を喰らってしまいましたよね、というお話です。 大人になって、"社会"という世界の中で生きていると、自分の肩書きとか、自分は何者なのかとか、そういう自分の存在に対する問いみたいなものに、一度は出くわす気がしているのだけれど、どうだろうか(もはや、現代の通過儀礼?とも思っ

          空回りしているときは

          暮らすこと -新生活所感

          この3月から縁もゆかりもない関西で新しい暮らしが始まった。 生活も仕事も人間関係も、何もかもが真新しくて、まだまだ困惑している時間が大半だけれど、湖や山々、野の花といった自然がくれる力や癒しを助けにして、なんとかやっている。 ここに来てから私が多くの時間をともに過ごしている人たちは、"日々の在り方"というものをとても大切にしている。 東京で長く会社員をしていた私にとって、彼らの暮らしは本当にゆったりとしたリズムで、心が伴っていると感じるものだ。 私の行動と心がちぐはぐ

          暮らすこと -新生活所感

          dream map 2022

          dream map 2022 vision of life work 魂の生命線 Beyond me !

          dream map 2022

          『フェイクスピア』に寄せて

          野田地図『フェイクスピア』を半年ぶりに映像で鑑賞した。 野田秀樹作品は、大学生の頃に妻夫木聡と深津絵里を生で観てみたいというミーハー心から『エッグ』の当日立見券に並んで以来、その巧みな言葉遊びと、凡人には到底思いつかない予想を遥かに超えてくるストーリー展開にどハマりし、毎年新作を心待ちにしてきた。 エッグの初演は2012年らしいので、もうかれこれ10年以上になるのか。 まぁ年によっては忙しかったりなんかで劇場に足を運べなかった作品もあるのだけれど。 昨夏に上演された『フ

          『フェイクスピア』に寄せて