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【‘‘時間を増やす技術’’】

-『やめる時間術』における、時間の構造的理解へ-

時間というものは有限でありながら、誰しも24時間という時間は平等に割り当てられているものであり、自分にとっての理想的な24時間の過ごし方を見つけて確立させるということが最終目標であるということをまず理解する必要があります。
そして、その為にはそうした理想的な時間を手に入れることで大切なことは、理想的な時間の過ごし方と現在の生活における時間の使い方の見直しを心掛けることを考えなければいけません。
本記事のタイトルに記しましたが、時間を物理的に増やすということは理論的に言えば不可能なことであります。
ですが、‘‘増やす’’という観点から時間をつくり出すという方法は可能であり、理想的な時間を過ごす為に自分にとっての無駄な時間をやめるということ、つまりは時間を引き算させるという方法で、時間を余らして余った時間を意図的に作り出すということで時間を増やすことを私は可能にすることが出来ました。
私がこのような考え方に行き着く上で、ヒントになった書籍がありました。
尾石晴さんという方が記されました『やめる時間術』という本です。

時間の引き算という考え方は、別の言い方で言えば、やめることを作る、やめることリストの作成だということが考えられます。
私が本書の中で特に参考になったところは価値観を見直す時間の引き算という考え方であり、自分にとっての優先度の低いものにかける時間をやめることが大切になってきます。
時間の考え方では、自分の使っている時間を見える化させ、そこから価値の低い時間を引くことで時間を自ずと作り出すことは可能です。
この作り出した時間をいかに、やるべきことに費やせるかは自分次第であります。
時間を細分化させると、時間は主に3つの考え方によって分類化させられます。

①生活時間(食事、睡眠、等々…)
②ルーティン時間(仕事、家事、等々…)
③自由時間(余暇)

番号順に言えば、①~③までで数字の低いものが一番優先度の高い順になり、これらの時間の中で各個人がどの時間が必要で不必要かは価値観の基準によって大きく変わるだろうと思われます。
私にとって、前述の番号順が最も優先度の高い時間の在り方であり、時間を作り出す際には時間の見える化で時間の見直しから始めることが大切だと感じました。
本書で紹介されている考え方の一つで、時間というものは財布として捉えてみようというものがあります。
自分がどのような時間にどのようなアクションを起こして時間を使ったのか、家計簿をつけるかのように時間の使用を記録することが重要であるということは大変勉強になりました。
時間を増やす=やりたくないこと、やる必要がないことを見つけて、時間に余白を作り出すことで結果的に時間を作ることは可能であるということを学ぶことが出来ました。
やりたいことから、やりたくないことへのマインドを変えることによって、時間は自らによって作り出せて、そこから新しくやりたいことを見つけて、自分を大きく変えることが出来るきっかけにもなることを本書から学びました。

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