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【‘‘自己表現’’としての創造力】

ー‘‘読むこと’’、‘‘書くこと’’、そして‘‘表現の本質’’へー



note活動を通して、私はこれまでに自分の内側にあるものを言葉によって紡いで‘‘創作’’、すなわち形あるものへと表現してきました。

表現力を磨く上では、本を読んだり、映画を観たり、文章を記したり、色んな人と会話していく中で自分の感性が磨かれるものだと感じていました。

noteでの自分なりの表現様式、創作物を生み出す為の方法論を模索する中である一冊の本と運命的な出会いがありました。

それは、細川英雄さんという方が記されました、『自分の<ことば>をつくる』という本であります。

『自分の<ことば>をつくる』細川英雄 ディスカバー携書


本書で言及されていること、表現するための方法を求めるためには、‘‘「自分の<ことば>をつくる」’’ことにある ということであります。

自分のことばをつくるための必要なこと、特に印象的な一文があるので引用したいと思います。

「自分の中にあることば(考えていること)をどのようにして自覚するかということと、そのことばをどのようにして他者に伝えることば(表現)にするかの二つがポイントとなります。つまり、「考えていること」を「ことば」にする表現のあり方が問われるからです。」P.4 引用。



ことばをつくる技術論において、本書でのテーマとして、「考えていること」を「ことば」にするプロセスと、自分のテーマを持つことが大切であることが理解出来ます。

他者へに向けたメッセージを発信すること、すなわちSNSでの情報発信活動により、その表現力は確実に向上されるということはとても勉強になりました。


考え方を別のものへと変換させる、‘‘文章での表現力’’、‘‘会話での表現力’’に共通してあるもの、ことばをつくることの意識の向き合い方というのは、客観性を見つめ直すことが極めて大切なことであるということが感じられます。

テーマを発見するための手順による技法は、あらゆる場面においても応用出来るものがあります。

オリジナリティを確立させ、そこから興味や関心、問題関心、問題意識へと発展させ、初めて自分のテーマというものが浮き彫りになってくることが分かりました。

本書で取り上げられている、[理解と表現のプロセス]、表現のロンドにはテーマを確立させてからの実践的な表現力を身に付けるまでの流れが記されており、参考になる内容でありました。

表現力における、創造性というものは必要不可欠な存在であることが言えます。

創造という言葉の定義を考える時、私たちはオリジナリティを生み出すことが、いかに論理性や思考性が表現力を構築していることを知らずに、ことばをつくり表現していることを感じました。

ことばの枠組みにおいて、テーマというものは経験が密接な関係性を結びつけるものであるということに気付かされました。

note活動での創作物をより磨かせる為には、他者とともに表現し合うことが自己表現の第一歩であることを痛感しました。


ことばをつくり、自分なりの表現を生み出す為にはなかなか難しいものがあると考えさせられる反面、こうして自己表現によって、ことばが紡ぎ出された一つの創作物は自己成長へと繋がるものだと感じました。


何故、私たちはことばをつくるのか?


こうした疑問は、本書を読み終えてから、自分がnoteでの活動を軸に置いて表現することの目的が明確化されたと言っても過言ではありません。


ことばをつくり、表現することの意義を改めて思い返すことで表現を培うもの、読書や映画の存在はとても大きな存在であることが言えるのではないかと思います。


私自身はこれまでのnote活動を踏まえて、‘‘本を読むこと’’、‘‘文章を書くこと’’、この二つは表裏一体であるということを学び得ました。


‘‘表現すること’’の意義は、本書から多くのことを学ぶきっかけとなった、感銘に残る一冊でありました。


‘‘表現’’の本質はやはり、この前者を磨くことでより、新たな自己表現の才能を開花させるものになるだろうと思いました。


これからも、私は自分のことばをつくり、表現していきたいと思います。


【参考文献】
自分の<ことば>をつくる』細川英雄
ディスカバー携書




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