スガキヤが身近にあるけど
名古屋のソールフードといえば何だろう?
味噌カツ、ひつまぶし、台湾系料理いろいろあるだろう。
その中で、スガキヤはどうだろう。
名古屋代表のソールフードといえるファーストフード店で東海から近畿、北陸(今は撤退)に出店している。主力商品は和風ラーメン。格安で330円で食べられる品物だ。しかし、10年前は290円で買えて学生やサラリーマンに人気である商品である。名古屋ではおまけ商品が好きで、スガキヤが最初に始めた甘味屋ではラーメンと一緒に食べればお得じゃないかと考えラーメン提供を始めた。そのため、ラーメンが主力商品だが実は本当は甘味が主力商品でりラーメンとおやつの甘味を食べられる商品である。しかも、かなり格安で食べられる。そのため、ファミリー層ににも受け入れられフードコートの概念がない時からユニーやユーストアーのテナントに入っていて子供が大人になっても利用できる店舗づくりになりなじみのある店である。
俺もスガキヤは身近のあるラーメン屋で全国区にあるものだと思っていた。
しかし、スガキヤは静岡県より東にはなく関東にも進出していたが頓挫してしまった。
スガキヤはセントラルキッチンを取っておりあまり遠くまでできないため東海地方中心にしか出店できない。
そのセントラルキッチン制をとったため一括製造、経費削減、在庫管理ができる利点がありやすいラーメンを作れる要因になった。
メニューには種類が少なく簡単調理でうまい・はやい・やすいを提供できるのもこの体制のおかげである。
商品開発も活発で少ない商品でもあきないラインナップになっている。
しかし、スガキヤは最近閉店している。せっかく関東まで進出していたが、今では北陸すら撤退している。それは店舗の単体の利益が少なくなっている。安いラーメン屋のため回転率は高いが原料費の高騰で経営が苦しんでいる。そして、スガキヤにはカップ麺部門がありスガキヤの和風ラーメンは実はインスタントで食べられる。わざわざ人件費のかさむ外食で買わずに中食で済ませれば安いことである。しかも味も変わらないしアレンジすらできる。格安で食べられるならいいと思う。飲食店の利益法則は客単価と回転率であり、そもそもの客が来なければ回転率すらなく2020年の閉鎖に関しては緊急事態宣言で客足が遠のいたために努力して値上げはしないものの閉店で規模縮小で乗り切ろうとしている。
スガキヤは格安の店であり無理に値上げすると回転率を悪くする可能性がある。そのための苦肉の策であろう。
ちなみに、いきなりステーキに関しては客単価の原価率が高いため回転率が多くしないと経営できないため店舗拡大し肉マイレージなどの刺激策で商品を売り薄利多売をして乗り切った。しかし、サービスの低下と味のまずさに客は離れてゆき、店舗閉鎖を行いペッパーランチを分社化している。今後どうなるか楽しみだ。
そんな感じで最近はスガキヤは閉店が多い。しかし、名古屋のソールフードのため無くしてはいけないと思う。
スガキヤと言えば例のスプーン
ニューヨークの美術館に飾られているが、これを使える人間は少ない。
創業者の菅木さんが環境に悪い使い捨て割り箸をケチって作ったとか。結局、みんな箸で食べる
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