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「普通」になれないのは病気だから？発達障害か調べるため『QEEG検査』を受けてきた時の記録【全文無料】

あずみ🐿

人とコミュニケーション取りたいのになんで苦手なんだろう。
人見知りは言い訳？人の気持ちって読めるの？勉強したって理解できない。
たどり着いた先はASD（発達障害）の可能性。

普通になれない私が病気だったら受け入れられるので、、、
それを確かめるためにブレインクリニックに行って『QEEG検査』を受けたお話。
【全文無料で読めます】

↓ 行くきっかけの出来事

過去に心療内科に通っていたこと、心理学を専攻していたりで多少は勉強したからこそ、心療内科の診断を受け入れたくない気持ちがあった。
カウンセリングではなく目で見えるものしか信じたくないと言うこだわりもあったので病院に行くのは億劫だった。

ある日、X（旧Twitter）で脳波を検査をしているのが流れてきて、
求めていたものはこれだ！と勢いで予約をいれた。

病気はネガティブなものだと捉える人が多いのもわかる。

病気って可哀想。治る病気だったり体調が悪い（顔色や熱が出る）はいつか治るし、比較的心配をしやすいイメージ。
重い病気になればなるほど気軽に心配の言葉ってかけにくい。心配している気持ちは同じなのに何でだろうね。

なのに精神的なものだったりすると、嘘をついているとか病気は甘えと言われることもあるだろうし差別をされることもある。

こういうイメージを全てわかった上で私は検査を受けに行った。

私は物事をはっきり言ってくれる（本音で会話が出来る）人が好き。
「曖昧表現」や「本音と建前」がわからないから伝えてくれて助かる。嘘をつかれていたらそれを信じるだけだし、冗談を冗談と受け取れないというのも私は伝えるので、私の言葉もそのまま受け取ってくれる人が好き。

そんな自分の好きな人達に検査することを伝えると

「面白そう！結果わかったら教えて！」
「何もなかったらおもしれー奴じゃん！」

誰一人否定的な人がいなくて、話してよかったし受け入れてもらえたことが嬉しかった。



検査を受ける前に不安になったことは

”病気じゃなかったら自分がやべー奴だと受け入れないといけない事”

検査前から『私はASDであれ！』と願いました。
（悩んでる人、気に障ったらごめんね）

行った先は『ブレインクリニック』


予約をして病院につき受付、問診票を書いて待合室へ。
待っている間にQEEG（定量的脳波検査）をする上で頭に装置をつけるので
整髪剤はつけていないか、
綿を濡らして乗せるので濡れる可能性がある旨と閉所が苦手ではないかの確認があった。

やってから思ったけど、閉所恐怖症の人は拘束感あるからしんどいと思う。

別室に案内され検査開始
頭に濡れた綿をいくつか乗せて、頭にヘルメットのような装置をつける。

サイトから拝借

顎下でベルトをキツめに止めるんですが苦しかったら早めに言った方がいい。
後からいうと「また付け直しかよ…」と思われているんじゃ無いかという憶測で私が勝手に精神的に辛くなりました。

検査は『数分何も考えずにに白い壁を見つめる"だけ"』

なんという事でしょう
見つめるだけなのに脳内の私が

「うわー、壁見つめてるわ自分w w w w」

「やば！！！見つめてればいいのに他のところ見そうになっちゃう、ウケる〜」
と、うるさすぎて全く集中出来ない自分の存在に気づきました。

壁を見つめることが自分にとってこんなにも大変なことだなんて

検査後のカウンセリング

装置を外してから別室に移動しカウンセリング？ヒアリング？

・なぜ検査を受けようと思ったのか
・悩んでいたり、日常で困ることはあるのか
・家庭環境や職場環境

脳波をデータ化、分析する間
20〜30分くらい話をした。

苦手と傾向
複数の人と話すこと、電話が苦手
声に抑揚がない
人の気持ちを汲み取る
肌に触れるもののこだわり
数字や言葉など曖昧な表現が苦手
興味のあることに対しての集中力

個人的にしているこだわりと対策（？）
本音で話せる人と関わる
物を無くすから無くさないように物を予め減らす
服は同じものを色違いで揃える
（パターンを決める）
好きなものをストックしておく
話を振られるまで自分から話さない

対策を褒められつつ、ASDっぽいねと言われた。

検査の結果発表


カウンセラーの人との話が終わり、
いざ医者からの結果を聞くことに

脳を公開します／

青→緑→赤の順に強くて
緑が平均値


医者「紫が強いってことなんですがわかりますか？」
私「むらさk・・・これは紫ですか？」

あまりの濃さに色を認識出来なかった。

「ASDでしたね〜！」→「やっぱり〜！？」くらいの気持ちだったのに

💜めっちゃ紫〜💜

【データから見えること】
不安や緊張
注意欠如多動症の特性
衝動性優勢型
脳疲労（考えすぎ）

「ASDよりADHDの方が強いのに、カウンセリング結果見る限りADHDとうまく付き合っていけてるね〜」と、褒められている（？）けど予想外すぎて受け入れられない！！！！！

ADHDの衝動性タイプと言われて、
行きたいと思った場所に計画を立てる前に動いてる。
思ったこともそのまま言いがち・・・？

ただ私は普通になりたいと思っているから、普通になるための努力はしていたんだと思う。（思わせて…）

普段やっていることが
ADHD対策と言われて納得いった事
・ものを無くすから無くさないよう所持品や家の物を減らすこと
・使ったら元の場所に戻す
・すぐ忘れるから文字に残す（忘れる時はある）

性格を変えるのって難しいから、ASDとADHDの症状、悩みや対策、薬を使う方法などを聞いて私は満足していた。


医者「今回はなんで当院に来られたんですか？治療はしますか？」と
私「目で見えるもので自分がASDか答え合わせがしたくて。結果が聞けたので治療は考えていません。」と言って診断が終了。

※この検査結果だけで発達障害の判断せず、
自分の納得のいく病院を探すのが個人的には良いと思ってます。
※目で見えないものも、見てわかるものも結局は統計・・・

治療法の提案「TMS治療」

診断が終わった後に私は治療を断ったけど、脳の絡まりをほぐす治療法があると説明をされた。

TMS（経頭蓋磁気刺激）治療とは

反復経頭蓋磁気刺激法（repetitive Transcranial Magnetic Stimulation）を略したもので、厳密にはrTMSと言います。
8の字コイルという特殊な刺激コイルを用いて、頭の外側から大脳を局所的に刺激して脳血流を増加させ、脳機能を正常な状態に戻すことが可能です。

ブレインクリニックから引用

話し慣れているような口調で治療方法と料金を説明され、
「受けますか？」→「あ〜、大丈夫です」
「では以上になります」

私の目的が”結果を聞きに来た”ということを伝えていたからなのか引き止められることもなかった。

そんな感じで、ASDかと思ったらADHDもあったと言う結果を得ました。

結果が出たから落ち込んで、何かが変わるのかといえば変わらないだろうし、
私は今後も、
無い物ねだりの「普通」を求めるんだと思う。

「私は病気だから優しくして！」なんて思わないし、思いたくないけど、
みんなも常日頃から優しくされたいよね…？

私はいろんな人を受け入れたいし、自分を自分が好きでいられるようにしたい。
今、関わってくれる人たちを大事に出来たらいいなと思うし、全員に好かれることと誰かに嫌われないって不可能だから、私を受け入れてくれる人が周りにいてくれたら嬉しい。

「個性」「病気」「普通」「特別」
思ったより人は人のことを気にしていなかったり、人の目を気にしているのって自分だったりして、自分がありのままでいればいいだけ。

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