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昨日のお食事会について。なんて多様なニューヨーク

こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。昨日おいしい中華料理を食べに行ったので、そのお話をします。

昨日は、四川省出身でフランス語と英語が堪能なプログラマーの女の子と、ペルー出身で、コロナでクローズになっていたマチュピチュが再オープンしたとき、一番始めにマチュピチュに行った男ということで国中でニュースに取り上げられたという観光業の男性と中華料理を食べに行きました。

お店はマンハッタンのブライアントパーク近くにあるDa Tangという四川料理屋さん。

マンハッタンには、一口に中華料理といっても、四川、湖南、上海など様々な種類のお店があります。私はこちらに来てから四川や湖南などの辛いものをよく食べる地方出身の友達ができたので、その影響もあって、花椒のきいた麻婆豆腐や担担麺が好きになりました。

(ちなみに四川は "Sichuan"、湖南は "hunan"。昔レストランの看板に "Hunan Restaurant" って書いてあるのを "Human Restaurant" と見間違えて、「人食い?!」と思ったことがありました)

麻婆豆腐は "Mapo Tofu" 、担担麺は "Dan Dan Noodle" です。発音はけっこうそのままです。

Da Tangのメニューにはそれぞれの品に唐辛子のマークがついていて、マークの個数で辛さがわかります。アメリカのレストランではカスタマイズがけっこうできる場合があるので、辛い表示になっていても「マイルドにして頂戴」とお願いできたりします。

アメリカ人は辛いもの大好き。この間もブラスバンドの練習終わりにみんなでバーで飲んでいたら、誰かがすごく辛いという噂のソースを入手したとかで、みんなで味見して、「いやー全然辛くないよー」とか言っていました。

なので、アメリカで食事するときの注意点:辛さ表示を見くびってはいけない。

昨日の中華料理屋さんは優しくて、唐辛子表記2までは全然平気でした。ちなみに私の辛さ耐性は中本のカップ麺を鼻水と涙を垂れ流しながらもおいしく完食するぐらい。

(カリフォルニアの方に In-N-Out Burger というめーちゃくちゃおいしいバーガー屋さんがあるんですが、そこではハラペーニョ食べ放題。これを見くびり、他のアメリカ人と同じように丸ごと一個ぱくっといった人が、そのあと仕事に支障が出るぐらいの危機に陥ったことがあります。)

少し脱線しましたが、昨日のお食事会での話題は、それぞれの仕事に対する考え方について。プログラマーの女性は最近サンフランシスコからニューヨークに引っ越してきたばかりだけれど、会社はサンフランシスコで、100%リモートなので、会社の人は彼女が今ニューヨークにいることを知らないのだとか。

ペルーから来た男性はやはり今観光業が厳しくて、ニューヨークで次の一手を考えているところ。

私はフリーランスで自由な時間もありますが、仕事の波があるので、もちろん悩んだり、大変なときもありますが、割と恵まれているのかも。


なんて話をしていたら気づけば夜の9時。最近はお店が閉まるのが早く、閉店の時間となってしまいました。


話は尽きず、また近々会おう!今度はペルー料理か日本料理かな、という約束をして別れました。


ニューヨークの夜はこんな感じ。


※料理の写真を一切撮らなかったことを今更反省。

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