見出し画像

カフェ修行Day5「接客も準備も常に相手目線で」

勤務5日目。


この日もクリスマスケーキの予約をされた方の受け渡しがある。
コーヒー・デザートの準備と洗い物とホールの対応をしながら、予約やテイクアウトの方の対応をしたりと今日も手と頭を動かし続ける。


カウンター席でパソコンを広げて仕事をされている男性。
(お店は厳しく時間制限しているわけではないので、お仕事もOK。もちろん混んできた時の長居はそれなりの対応をします。)
店長から、


「カウンターさん良く見て。」


と言われた。

ケーキ皿を横に置いて、仕事をされている。


すぐにカウンターに周り、ケーキ皿を下げる。
テーブル席であれば空間を広く使えるし、作業中に声をかけることもあまりしない。
しかし、カウンター席や、2名掛けのテーブル席を2人で利用するとテーブルがすぐにいっぱいになるため、作業をしたり会話が弾んでいたりする時はお皿を下げる。


カウンター、2名掛けテーブル、4名掛けテーブル…


それぞれに、


何人で利用し、何をしているか。


もっと言うと、


お店にどんな時間を求めてやってきているか。


お客さんのことをしっかり観察し(ガン見はしない)、その時間、空間を最高に有意義に過ごして頂く。これを目指して接客をするよう教えてもらっている。


この信念がすごくいいなあと僕は個人的に思っている。
その分、全集中していないといけないのが大変だけど。








僕の今のメインの仕事は、中の仕事(コーヒー・ケーキの準備や洗い物等)。
コーヒーはネルドリップで丁寧に淹れているため、少し時間がかかる。


その間に、コーヒーカップやソーサー、ケーキやスプーンなどの小物の準備等、あとはコーヒーができるのを待つだけ!と言う状態を作る。


今まで、洗い物や作業をしながら店長がコーヒーを淹れている手元を盗み見ていて、この時はスッと体が動いた。


店長がコーヒーを淹れ終わる一歩手前で、カップの拭き上げが完了した。

(コーヒーカップは注いだ後も温度を保つため、直前まで熱湯に浸している)


「いいね〜。」


店長が褒めてくださった。


これも相手目線に立ち、店長がどのタイミングでカップが出てくると次の注ぎがスムーズにできるかを考えることが大事になる。
今回は心に余裕があって、体が動いただけだけど。


お客さんに対しても、職場のどのスタッフに対しても、また、どんな仕事であったとしても、「人」が関わる以上、「相手目線」で物事を考えることはすごく大事だなと思った。


PTの仕事の時は、それこそダイレクトに感じる。
相手がどう思ってるか、何をしてほしいと思っているかを考えることが大事。

どんな仕事でも根っこの部分は一緒だなと感じた日。

この記事が参加している募集

#私のコーヒー時間

27,160件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?