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個人的ゲームハード遍歴を語る① 小学生編

人の数ほどゲームハードの遍歴がある
今回は個人的なゲームハード遍歴、出会いと思い出を記してみようと思う。

(※最初の出会いが思入れ深すぎて2ハードで長くなりすぎたので今回は前編ということで)

○ゲームボーイポケット


1997年入手
 初のゲームハードはゲームボーイポケットで、小学5年生の時分だった。当時はゲームという娯楽が子供達に広く浸透して10年以上時代が経った1997年。今にして思うと、世間では任天堂、SONY、SEGAが三つ巴の戦いをしている最中だったが、筆者はゲーム機を一切持っていない小学生だった。

 筆者の家ではゲーム機を買う事は禁止という意識高い系の家庭でありそうな謎ルールがあり、自分はゲーム機は買ってもらえない、持つ事が出来ない、だがらゲームは好きじゃない!という強い思いが小学生の頃はあった。

 ゲームなんかより、ミニ四駆やプラモデル、ビーダマンなどに夢中で、友達との遊びも田舎だったので外遊びが多く、誰かの家に集まっても一緒にミニ四駆したりして遊ぶ事が多かった。
 その為、ゲーム機が欲しいとすら思ってなかった。むしろどうせ手に入らないのだからゲーム=敵ぐらいに考えており、たまに友達の家で4〜5人がスーパーファミコンで交代しながらマリオやロックマンを遊ぶ流れになると、つまらないから帰るというようなガキだった。

 ちょっと前置きが長くなってしまったが、そんなゲーム無縁の、むしろゲーム機を憎んですらいた子供時代だが、なぜだが小学5年生の時に「ゲームボーイポケット」を妹と一緒に親から買ってもらったのだ。ゲームを憎みながら、どこかにはやはり憧れがあったのか、当時一大旋風を巻き起こしていた「ポケモン赤緑」の情報をどこからか聞いてきたのかもう忘れてしまったが、どうしてもゲームボーイが欲しかった。

 ゲーム機禁止ルールが撤廃された理由はもう覚えていないが、そもそも禁止の理由が当時ありがちだった「ゲーム=頭が悪くなる」的な思考と、経済的理由で、当時新型としてリニューアルしたてのゲームボーイポケット(6800円)なら、安いし本格的なゲーム機じゃなさそうだし、まぁええかということだったのかもしれない。

任天堂「ゲームボーイポケット」公式サイトより

で、最初にやったタイトルは「ポケモン赤」ではなくて、
「スーパーマリオランド2 六つの金貨」だった。多分これはポケモンブームでポケモンのソフトが品切れで、しばらく入手出来なかった為にひとまずの繋ぎとして買ってもらったのだと思う。

その後、念願の「ポケットモンスター赤」を買ってもらい本当に擦り切れるまでプレイした。

 ゲームボーイポケット本体の思い出としては単4電池2本で8時間というコスパの悪さから(ミニ四駆をやっていたこともあり、単3電池ならいっぱいあるのに!ということが多々あった)コンセントに繋いで永久にプレイ出来る夢のアイテム「ACアダプター」をしばらくしてから買ってもらったが、すぐに接触不良を起こす代物で、いつも苦戦していた。

そんな感じで、周囲から遅れてついにゲーム機デビューを果たしたわけだが
その後、ゲームボーイポケットでは

「ドラクエモンスターズ テリーのワンダーランド」
「遊戯王デュエルモンスターズ」
「スーパーマリオランド3ワリオランド」
「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」
「スーパーロボット大戦リンクバトラー」

 などにハマりながら思春期を迎える事となった。大抵は周りの友達も一緒に同じソフトを遊んでいて、コミュニケーションツールとしてもゲームボーイは偉大なハードだった。今見ると画面の暗さにビビるけれど、当時は本当に夜中とかでも隠れてよくやってたものである。

○NINTENDO64


1997年入手
 次に買ってもらったのはゲームボーイ入手から半年後くらい経った1997年のクリスマス。なんと当時の任天堂最新据え置きハードである「N64」が筆者の家にきたのである。最初のソフトは「マリオカート64」

ゲーム機禁止ルールの牙城が一旦崩れたら、もはやどうでもいいのか
近所でも比較的早い段階での最新ハード入手となった。1997年12月25日の早朝に妹と二人でリビングのテレビでマリカーをプレイした事は生涯最高のクリスマスの思い出である。

 筆者の近所では当時はゲーム機といえば=任天堂の認識だった。年齢的な事もあるのだろうが、世間でSONYのPlayStationが流行りまくっている事すら知らなかった。TVゲームといえばファミコン、スーパーファミコンで、ついにそれらを入手する事が出来なかった我が家にも最新最強ハード「NINTENDO64」がきたのだ。

任天堂「NINTENDO64」公式サイトより


 今考えてもN64は子供達にとって最高のハードだった。なにせ標準でコントローラが4つ接続出来て4人対戦が出来るのだ。最初に買ってもらった「マリオカート64」を始め
「スノボキッズ64」
「ゴールデンアイ007」
「大乱闘スマッシュブラザーズ64」

などその後、何年にも渡って友達たちと遊んだ。特に小学5、6年の頃は友達と遊ぶ=ロクヨンで遊ぶぐらいの勢いで、N64がある家に皆んなが集まるというのがお決まりであった。

他にも一人プレイ用のゲームとして
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」
「スーパーロボット大戦64」

この二つは、いまだに好きなゲームソフト上位10本に入るぐらい思い入れのあるゲームでその後の人生に大きな影響を与えたといっても過言ではない。

NINTENDO64の本体はその後、中学3年の時に友人にあげたか、売ったかして手放した。しかし、その思い入れの深さから数年前に状態の良い中古品を買い戻し、現在も現存させている。
 スーパーファミコン世代なのに全くスーファミを通らなかった為、未だに2Dゲームは苦手で、64の少しローな3Dポリゴン(当時としては超美麗)を見ると落ち着く、そんなゲームハード人生である。


次回は、「PlayStationとの出会い編」





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