【アサシンクリードシンジゲート】のトロコン🏆フライ姉弟が推せる
2015年に発売されたアサシンクリード9作品目の「アサシンクリードシンジゲート」をトロコンしたので記録に残す。(ネタバレなし)
◯「アサシンクリード全作トロコン計画」
2021 年から個人的に取り組んでいる「アサシンクリード全作トロコン計画」
トロフィーのないPS3の初代「アサシンクリード」とPSPの「アサシンクリードブラッドライン」も遊び、
「アサシンクリード2」からは全作トロコンするという、非常に壮大かつ大規模な(個人的に)プロジェクトなのである。(リマスター版が出ているタイトルはそちらを使用)
「アサシンクリード4ブラックフラッグ」のオンラインマルチトロフィーに大苦戦したりしながらも、シリーズを順調にトロコンしていき、
「アサシンクリードユニティ」をトロコンした直後、2022年2月に今作「アサシンクリードシンジゲート」のプレイを開始した。
ところが、開始5分で挫折することになる…
◯PS5グラフィック点滅問題で挫折(2023年に解決済み)
今作は、PS5でプレイすると画面の激しいちらつき(点滅)が起こり2023年2月にアップデートされるまで、PS5ではまともに遊ぶ事が出来ない状態だったのだ。
既にPS4を売り払いPS5に切り替えていた状態だったので、泣く泣く「アサクリトロコン計画」を一時中断せざるえない状態となった。しかも、PS5が発売された直後から指摘されていたのにも関わらず3年近く放置されていたので、このままシンジゲートはプレイ出来ないかもしれないと覚悟していた。
(シンジゲートをスキップして、先にオリジンズをトロコン)
しかし、2023年の2月に突如として点滅バグのアップデートが行われたのである!
発売から8年ぐらいたった旧ハード向けのタイトルの互換性アプデという事で、需要はそこまで無かったと思うが、このUBIの英断のお陰で「アサクリシリーズ全トロコン計画」が再始動することとなった。
とはいえ、アサクリ計画を中断している間に他にやりたいゲームを積みまくっていたので実際に再始動するまで更に1年時間がかかってしまった次第である。
◯バランスタイプのアサクリ
今作は「オリジンズ」以前の旧アサクリシリーズの最終編であり、難易度、システム、ボリュームなどがバランスよくまとめられている。
難易度に関しては前作「ユニティ」が割とシビアだった反動なのか、結構易しめである。ステルスでもゴリ押しでもイケちゃう自由度の高さは良くも悪くもプレイ感に淡白さを感じさせる。
特に旧アサクリシリーズは70点のゲーム揃いというイメージがあるが、シンジゲートも淡白なストーリー、ちょい雑なステルス、収集とサブクエストでレベル上げという"いつものアサクリ"であり、マンネリ感も来るところまで来たなという感じだ。
これは決して悪口ではなく、安心していつものアサクリを遊べるという意味でもある。
「オリジンズ」からこのマンネリ感を打破する為に規模を拡大し、ゲームシステムを刷新しているが、私はこの旧シリーズの"いつものやつですやん"も嫌いじゃない。
◯鉄の味がするシナリオと個性的なキャラクター
今作のテーマは「抑圧と解放」である。
社会構造が急速に変化した産業革命期のロンドンで、ブラック労働させられている弱者を救い、圧政を強いる権力者に対抗するお話なので、一つ一つのエピソードは分かりやすく、爽快感がある。
主人公のフライ姉弟もキャラが立っているし、敵味方ともにアサクリにしてはキャラが個性的で面白いのが多い。
ただ、本編のシナリオはいまいち盛り上がりに欠けるところがあり、エンディングも割と軽い感じ。「ユニティ」でエリスを失うのに比べると非常に淡白な終わり方で、全体としてシナリオにあまり印象が残らなかった。
(真のエンディングといえる物語はDLCにあったと後に感じることになる)
◯エヴィー可愛いよエヴィー
プレイしていると、お姉ちゃんのエヴィーが段々可愛く見えてくる。頭でっかちでクソ真面目、文句は言うけど尻拭いはしっかりやってくれる。エヴィー
弟にキツいお説教するくせに、割と自分もポカしちゃうエヴィー
ステルス迷彩が発動できちゃう超人エヴィー
エヴィーフライ最高!🍤
◯DLC「切り裂きジャック」がかなり面白い!
有料DLCコンテンツの「切り裂きジャック」は本編から20年後のロンドンで起こる、アサシンが起こす恐怖の殺人事件を描いたミニシナリオだ。これがかなり面白い。
最初は敵の正体も分からず、ただただ不気味な殺人狂の話だと思っていたら、フライ姉弟との繋がりもあり、因縁も(理不尽な)あった。
戦闘システムに「テラー」という恐怖で周りの敵をビビり散らかす要素が加わり、多人数戦がより面白くなっている。シナリオは非常にダークで、本編のような明るさはなくシリアスな展開をみせる。
敵である「ジャック ザ リッパー」を自分で操作出来る場面があり、エグいほどの大量殺人を追体験させられる。
エンディングは本編の姉弟喧嘩の仲直り、の軽さとは違い、年数と経験も経たフライ姉弟の絆を感じられる雰囲気となっていて、非常によろしかった。
◯フライ姉弟は推せる
DLCもプレイして改めて、本作の主人公であるフライ姉弟が好きになった。
エヴィーも可愛いが、弟のジェイコブも可愛いのである。
人の(姉の)話は聞かないし、伝説のアサシン「エッツィオ」を知らない程に不勉強で、酔っ払って立ち小便したり、半裸でフラフラになったりと、やりたい放題。
姉への嫌味、軽口もひどい。(だいたい面白いけど)
でも仲直りする時はお姉ちゃんに「さびしかった」とか言っちゃうあたり、実はシスコンなのではなかろうか。
エヴィーは前述した通りだが、特にDLCで命懸けで弟を救いにいく姿に心打たれた。
この姉弟は推せる!それが「アサシンクリードシンジゲート」の結論である。
(あ、トロコンは割と簡単。特筆して難しいトロフィーはなし!)
ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!