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文房具

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文房具についてまとめました。 主に万年筆についてです。
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万年筆の本・5選

万年筆の本・5選

2年程前、丸善で万年筆を買った。
以前から興味はあったのだが、パソコンがある時代に万年筆を使うことはないだろうと思っていた。

しかし、あるモデルと出会うことで考えは一変した。

丸善150周年記念『檸檬』
梶井基次郎の短編小説とのコラボモデルである。
作中の最後にレモン型爆弾によって爆発される丸善がこの商品を出すことの衝撃は大きかった。
最高に洒落が効いている。

「これは買うしかない」そう思い

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作家の万年筆

作家の万年筆

久しぶりに万年筆ネタを投稿。
5chのスレで紹介されていたので早速観てみた。

【1日20時間執筆】ホテルに缶詰になる作家の世界 ~有隣堂しか知らない世界221~
8:12から仕事現場の道具として万年筆を紹介している。
使用している万年筆は恐らくモンブラン149。

この時代に万年筆で執筆していている作家がいることに驚いた。
ペンだこという言葉も久しぶりに聞いた気がする。
ちなみに文章が書けなくな

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万年筆をテーマにした小説(3作品)

万年筆をテーマにした小説(3作品)

1.並木春子のファースト万年筆 ★★☆☆☆Kindle Unlimitedで無料になっていた作品。
内容は青春の1ページを切り抜いたかのようなボーイミーツガール。
ページ数は短いので、1時間以内に読み終えた。

主人公と同じクラスに万年筆を使っている優等生がいて、彼をきっかけに万年筆にハマるという話。
出てくる万年筆は

サファリ ラミー 

ペリカン スーベレーン

作中ではメーカー名を微妙に改

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お金がなければお金を貯めて149を買いなさい

お金がなければお金を貯めて149を買いなさい

モンブラン・マイスターシュテュック149を買った話をする。

まず、モンブランという万年筆の存在を知ったのは
『それでも町は廻っている』というマンガの2巻第13話に収録されている「それでも町は廻っている 前編」を読んだことに始まる。

この回で主人公は何を思いついたのか、叔父から貰ったモンブランのキャップに虫眼鏡を付けるという魔改造を行っている。
内容は尾栓をカットして接着剤で虫眼鏡をくっつけると

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