コロナ禍で整い始めた未来への仕事術

COVID19の感染者拡大を受けて出された緊急事態宣言。多くの企業がテレワークを導入をしたことでしょう。私の働いているオフィスもご多分に漏れず、週3回のテレワーク、週2回の出勤となりました。

職場には

「家で使うパソコンは子ども達に占拠されているため、ありません!」

と伝えるとありがたいことに、セキュリティソフトとオフィス付きのノートパソコンを導入してくれました。

子ども達が通っている幼稚園や小学校は3月末からコロナウィルスの感染防止のため、ずっと休校。暇を持て余した子ども達はほぼ一日中、パソコンと向かい合っていたのです。

初めはYouTubeやMinecraftばかり。

いえいえ、YouTubeやマイクラが悪いなんて思いません。1日10時間以上YouTubeやマイクラやFortniteをしていた日もあります。

基本的にいろいろな事を進めることはあっても、やめなさい、とかダメとか禁止することはほぼありません。

一昔前ならば、いざ知らず。これからの時代に求められるのは自主性やクリエイティブさ。禁止ばかりしていては創造力や発想力なんて育たないでしょう。我が家の子ども達は家の至る所に描いた絵やシールを貼っています。時には直接描くことも。勿論、自由にしていいのは家の中だけ。学校や幼稚園やお友達の家でそんなことしたら怒られてしまいますからね。

そこで、パソコン好きで落書き好きな子ども達のためにまずはWindowsの搭載ソフト『ペイント』を使わせることにしました。マウスを動かしながら夢中に落書きをする子ども達。最後は全て塗りつぶすのがお決まりらしい。

『ペイント』だけでは物足りないであろうと文字の入力の仕方も教え、インターネットで自分の調べたいものが調べられるようになりました。

次に『Word』を教えようとしましたが、7歳と5歳の子ども達には『Word』を使って文章を書くことは想像以上に高いハードルだったようです。

そこでプレゼンでお馴染みの『PowerPoint』を教えることにしました。『PowerPoint』は『Word』よりも図や写真などの割合が多い分、子ども達にとってもとっかかり安かったのか、『PowerPoint』を使ってオリジナルの『ポケモン図鑑』を作ってくれました。

2020年、今年は教育改革の年。公立の小学校でも『プログラミング』の授業や『英語』の授業が導入されるはずでした。小学校の3月からの臨時休校、来年度からは『プログラミング』も始まるから4月には各学校でそろそろオンライン授業をやるのかな。と思えば、4月過ぎても一向にオンライン授業は始まらず、緊急事態宣言が伸びたことにより6月末までの休校対応。

何をやっているんだ。現場に丸投げの文部科学省や教育委員会。『プログラミング』の授業をといいながら多くの学校では通信環境すら整っていなかった。因みにプログラミングで使用するパソコンやタブレットは、学校がまとめて購入して個人配布し、保護者に後日請求をすればいい。個人で購入したものだと、就学援助が必要な子ども達は購入できないばかりか、ハード面でも様々な問題が起こり得るでしょう。学校で教材として使うものは一緒がいい。教科書だってみんな一緒でしょう。1人は『東京書籍』、1人は『光村図書』を使っていたら授業にはならないでしょう。

そこで我が家の子ども達にも『プログラミング』を導入することにしました。とは言え、『Microsoft Office』には『プログラミング』はないので、取り敢えずネット検索をして

Code.orgでマイクラのプログラミングに挑戦したり



Scratchではキャラクターの動かし方を学んでいたようです。

小学校でこの2つが使用されるかはわかりませんが。

臨時休校中には9月入学の案が提案されましたが、結局、9月入学は取りやめになりました。もし、9月入学が導入されていたら、下の子どもは来年度小学校に入学する年ですので、影響を真っ向に受けていた世代です。

9月入学より先に、企業側の4月一括採用ではなく、通年採用を導入するべきではないでしょうか。

臨時休校や私達大人のテレワーク導入を含めて、より明らかになったのは、自ら学ぶ意欲があるか、仕事を如何に指示待ちではなく、自主的にやれるか。という格差ではないでしょうか。

これからの時代の仕事の在り方として、自ら学び、仕事を見つける者、テレワーク下でもいかに効率よくアイディアを出して、迅速に社内の利益に繋がるように考えられる者が生き残るのではないでしょうか。















「#これからの仕事術」

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