見出し画像

目指せ、マッチョなおばあさん

ボルダリングを初めてから、約一年。ふと気がつくと、だいぶマッチョになっていた。半袖の季節が来て、気づいたら、力こぶがすごかった。手首から肘までの腕も太くなっていた。特別な筋トレは何もしていない。ほんとは、やったらもっと登れると思うんだけど、元々怠け者なのでやっていない。でも、週一回のボルダリング教室に加えて、暇があれば直ぐに体育館に行って自主練する。という日々を繰り返して、気づいたら筋肉ついてました。そして、ボルダリングはじめる前からすると4キロ近く体重が落ちていた。体重落ちていたのにも気づいてなかったのだが、最近やけにお腹が空いて多く食べてしまうので、食べ過ぎて太ったかもと思い、体重計に乗ったら、むしろ痩せてたことが判明。

最近では、市民体育館だけでなく、ボルダリングジムにも行ってみるようになった。ボルダリング教室で仲良くなったノボ友と行ってみて以来、ひとりでもフラッと行ってみて、その時来ているお兄さん、おじさん、又はスタッフさんに、ちょこっとアドバイスもらったりして練習したりもする様になった。自転車で行ける範囲にあるのが有難い。

最近よく思うのは、やってみたい事があれば、年齢はあんまり関係ないなということ。好きなようにやりたいことにはチャレンジして、興味なくなればいつでも辞めたらいいだけのこと。年齢を言い訳にするのは勿体無い。男だから、女だからというのも、あまり意味ない。その点、ボルダリングは腕力のある男性が、登れるかといえば、そうとも限らず、体重が軽くて体の使い方の上手い女性がスイスイ登れる事もある。背の高い人がリーチが長くて有利かとおもえば、その手足が逆に邪魔な時もあり、人それぞれの登り方がある。老若男女楽しめる。

初める前は、50過ぎてボルダリング挑戦するのはもうギリギリなのではと思っていたけど、そんなことは全然なかった。ジムに行ってみると、若いお兄さんが多いけど、年上そうなおじさんもいるし、意外にも年上そうな女性もいた。なんだ、全然大丈夫じゃん。ボルダリングジムは、大人数で連れ立ってくる人は少ないので、おひとりさまも多い。決して若くはないおばさんにも、必死で登っていると、上手な人がちょっとアドバイスしてくれたりする。若くて綺麗な女の子だと逆に声かけづらい事もあるだろうが、そのような忖度が全く必要ないと判断されてか、意外に皆さん気さくだ。年齢だの性別だの、割とどうでもいいことのようで、どうやってこの壁の課題を攻略するかだけが大事な事なのだ。

ちなみに、ボルダリングジムでは、初心者から上級者まで、自分のレベルにあったルートがどの壁にもセットしてあるので、誰でも楽しめる。私はマイシューズをもっているけど、ちゃんとレンタルシューズもあるので、誰でも気軽に出来るスポーツだ。初めていっても、注意事項とやり方をスタッフがおしえてくれるので大丈夫。

50を過ぎて、ここから体力気力がだんだんと下降するのかとおもったのだけどそうでもなく、筋力体力共に、以前よりついている気がする。昨年、思い切って初めてみてよかった。このまま、なるべく長く続けて、マッチョなおばあさんを目指したいと思います。


この記事が参加している募集

やってみた