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「未来につながる時間を」ー中村洋太さんのコンサルを受けてー

先日、中村洋太さんのライターコンサルを受けた。

実は、前々から中村さんの存在も、中村さんがコンサルをされていることもTwitter上で知っていたのだけれど、私もコンサルをお願いします!と言う勇気を持てずにいた。

なぜ勇気を持てずにいたのかというと、私もー!って手を挙げるのが恥ずかしかったという自分のちっぽけなプライドみたいなものと、私なんかがお願いしてもいいのかなという自分の自信のなさからだ。

一歩前に踏み出したいとき、いつもこの2つが私の行きたい道を塞いでしまう気がする。でも、ピョンと越えてしまえば、いつもなんて事ない訳で。

中村さんとお話をしたのは1時間ほどだけだったけど、モヤモヤしていた霧が晴れるような感覚を持てたので、気づきをnoteに残しておきたいと思う。

消耗するやり方から抜け出したかった

私は、次男の小学校入学&学童落選を機に在宅フリーランスになった。

運よく、よいクライアントさんたちに恵まれて、どの案件も本当にすごく楽しく書けていたし、自分一人の力でお仕事をもらい稼げているという感覚がただただ嬉しかった。

でも、毎月SEOを意識した記事を書き続けていると、自分が失われていくような感覚になってきて、書くことが創ることじゃなく、作業になっているように思えてきた。

だんだんテンプレート化していく自分の文章にも不安を覚える。

今はたくさんお仕事をいただけているけど、このやり方で、この先もずっと書くことを仕事にしていけるのだろうか。

不安の種は少しずつ大きくなってくる。

何かを変えたい、変えなきゃと思いながらも、毎月の締め切りに追われて、何か行動する余白がない。

そんな時に、中村さんの書いた電子書籍を読んでハッと我に返るような感覚になったのでした。

自分をさらけ出すことが怖い

中村さんの書籍に、「四六時中書き続けることはライターとして頭打ちになる」と書いてありグサリ。

まさに今の私だ。

私が磨いていきたいのは、豊かな表現力や文章で気持ちを動かすような力で。でも、ひたすら書く作業をしていてもそこは磨かれてはいかない。

本を読んだ翌朝、勇気を出して中村さんに本の感想とお礼、加えて、コンサルを受けたい旨を伝えてみる。

すると、すぐにお返事をくれるどころか「今から1時間セッションしますか?」と言ってくださった。

おぉぉぉ、できる男はスピード感が違う!

「まだうまく考えがまとまっていないのですが、大丈夫でしょうか?」と聞くと「大丈夫。話しながら整理していきましょう」と心強い言葉。

電話で、現状とモヤモヤしていることを伝えてみる。

中村さんは私の拙い言葉をすくい上げて、否定せず、肯定してくれながら耳を傾け、的確にアドバイスをしてくださる。(神様!)

そんな中で、自分から出た言葉に自分でビックリした。

「自分の薄っぺらさをさらけ出すのが怖い」

「そこがサヤさんのメンタルブロックになっているんですね。」

と中村さんに言われて、あぁそうだったのかぁと腑に落ちるような感覚。

私はこれまで、自分らしい文章が書けないことにコンプレックスを感じていながらも、自分をさらけ出すのが怖くて、それがモヤモヤになっていた。

ライターの仕事は、「自分」を出さずにできてしまうんだけど、その殻を破りたい。もっと自分と向き合って、イキイキとした文章を書けるようになりたい。

自分の願望に素直になることが私の第一歩だったのだ。

どう進んでいきたい?

話を聞いてもらうことで、自分の見せ方、強み、弱さ、客観的に見てくれるからこそ気づける点も多かった。

そこで、私には未来のために使う時間が足りていなかったことにも気づけた。

「フリーになったのだから」と気負いすぎて、稼ぐことにフォーカスしすぎていた。本来の自分を見失っていたし、焦ることで気持ちがから回ってしまっていたと思う。

行きたい方向はどこなのか、どこに進んでいきたいのか
じっくり考えながら、楽しんで舵を切っていってもいいんじゃないかな。

そんなふうに思えたらフッと気持ちが軽くなれた気がした。

私は消耗するような働き方じゃなく、心が弾むようなお仕事と繋がって、自分を楽しませたい。そこから、誰かの背中を押してあげれたり、楽しんでもらうようなことができたらめちゃくちゃ嬉しい。おこがましいけれど、誰かの役にも立っていきたい。

そのためにどうすればいいか、もっともっと試行錯誤していきたいと思う。遠回りすることは全然悪いことじゃないよね。

その時間が未来の自分に繋がっていると信じて。




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