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【WSET diploma対策】第9回 アウトプット力の鍛えかた【テクニック篇】

WSET Diploma受験生向けのワインコーチのアズアズです。このnoteは、こんな受験生に向けて書いています。

・ワイン業界で仕事をしている人
・子育て中で自分の時間を確保するのが難しい人
・アウトプットが苦手な人
・英語が得意ではない人
・不器用な人

アウトプット力UPについては、
7回目にお伝えした「論理的思考力」と重複する点がありますので、
ここでは7回目にお伝えしなかった点をお伝えします。

私自身は英語力もワインの知識も不足していましたが、
アウトプット力のおかげで合格できたのかもしれません。

たとえテキストの内容をすべて頭にいれたとしても
アウトプットができないとPASSをもらえません。

Diploma試験は日本で受験できる最難関試験。
確かに難しい試験です。

ですが、解答する時には、

「小学3年生の子どもに向かって、
専門用語は使わずに平易な言葉でワインを説明する」

こんなイメージで学習されると良いかもしれません。

子どもにわかるように説明するのって
語彙が豊富な大人相手よりも難しいんですよね。

Diolomaに必要なアウトプット力といえば、
自分の引き出しの中にあるものを
瞬時に引っ張ってきて言語化する能力です。

すぐに出す、というのが難しいのですが、
試験では問題が配られてすぐに書き始められるように
訓練しておく必要があります。

「テキストを読んだら、すぐにアウトプット」を
意識してやってみてください。

たとえば、Chablisについてテキストを読んだら、
すぐに5分以内でアウトプット(紙に書く)してみる。

X(旧Twitter)でつぶやいてみる。
これは実際に実践なさっている受験生もいます。

そもそも、インプット(テキスト等を読む)時は
アウトプット前提で読んでくださいね。

今からアウトプットするために、
それに関する箇所をテキストで読む
ぐらいの感覚です。

くれぐれも、漠然としたインプットは
試験対策としてはやらないでください。
あなたの時間とエネルギーがもったいないので。

アウトプット練習するための手段として、
SWOT分析がおすすめです。

というのも、D3の試験(最難関のスティルワイン)では
「●●についてSWOT分析しなさい」という問題も出ます。

D3試験に限らず、Diploma試験では、
SWOT分析を使ったアプローチは必須ですので、
早いうちに慣れておくと良いでしょう。

SWOT分析について詳しく知りたい人は、
グーグル先生に教えてもらってくださいね。

Strength:
内部環境のプラス要因
=自社の強み・活かせる強み

Weakness:
内部環境のマイナス要因
=自社の悩み・克服すべき弱み

Opportunity:
外部環境のプラス要因
=チャンスとなる外部要因や市場での機会

Threat:
外部環境のマイナス要因
=脅威・自社の強みを打ち消してしまう危険性のある環境の変化や競合他社の動き

SWOTに慣れるまでは、
内部と外部を混同してしまうことがあります。

大切なのは、まちがえても良いから、
50点でも40点でも良いから、数をたくさんこなすこと。

Specificationにのっているキーワードについて、
SWOT分析してみてくださいね。

SWOTについては、一人でやるより、
誰かとアイデアを出し合って取り組むのが良いです。

私はサポートさせていただいている受験生と
SWOT分析を一緒に取り組むこともあります。

デパートやスーパーのワイン売り場をのぞいたり、
イギリスや他国のワインサイトなども
ネットサーフィンをしながら学習を進めていってくださいね。

応援しています。

良かったらこの記事の感想を聞かせてくださいね。

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