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みんなで幸せになろう!
2024年3月7日 13:22
わたしの人生を語る上では欠かせない、恋愛と呼ぶにはこじれすぎた関係のおはなしをします。13歳から20歳までの7年間のおはなしの連載、きょうは第1回です。天使(仮名)わたしの人生を狂わせたすべての元凶。これからの連載で10人くらいの人間が登場するけれど、最初におはなしする天使ちゃんが、わたしの最後の恋でした。出会いは中学1年生のとき。席替えをして隣にあった名前をみた瞬間に、「この人のこ
2024年3月8日 21:59
ハリネズミ高校3年生の秋くらい。さすがにこのまま未練に浸り続ける学生生活はまずいとおもって、無理やり恋をした先が同じクラスのまあまあ話せるくらいの女の子でした。小動物っぽくてなんかかわいい、という理由だけで好きになった気でいたけれど、やっぱり天使ちゃんに抱いた感覚とは違いました。現代の言葉遣いをするならば、「推し」という感じ。すっかり帰宅部で青春とは無縁の学生生活だったけれど、コロナ禍
2024年3月9日 12:17
月病気の診断も下り、すっかり弱っていた大学2年生、11月。女という生き物はいなくなったら欲しくなるもので、友達が通話アプリから恋人を作った話を聞いたことも影響し、血迷った末Twitterで#寝落ち通話募集 をし始めます。(わたしの声を知ってる人は脳内で再生してみてください、おもしろいでしょ)たしか、その通話の一発目に当たった相手が月ちゃんです。一個下で美容系の専門学校に通っている、それ以外
2024年3月11日 23:17
最悪な方向へ進んだ、なんて言葉は後付けでしかなくて、その時のわたしはただ心と身体の快楽を求めていただけだった。ただ、愛のない関係で満たされるのは心の表面だけで、心の中身は冷えきったままだってことは、そのときの自分も知っていたことかもしれない。猫(大学3年春~秋)大学3年生になってからゼミの繋がりで知り合った彼女は、見た目も性格も猫をそのまま擬人化したような人間だった。顔は猫系かつ、ファッ