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ヒットを生み出すイントロ。そして現代の流行りの法則。

MOTOWNの映画の中でベリーがとにかくイントロにこだわったとありました。

MOTOWNでは品質管理といわれる会議が行われていました。
その会議では社長ベリーの意見も通らないことも多々あったそうです。

始まりから4小節ー8小節が大事だと常に語っていたそうです。
ヒットを生み出すのはイントロだと。

そういわれてみれば確かにそうでなと感じました。
ぼくはzappというバンドが好きなんですが、
Zappを生で聞いたことがあります。
フェスだったのですが、zappのリハーサルも見ることができました。
そこで自分が好きな曲がかかり始める瞬間の高揚感は今でも覚えています。
そういわれると確かにイントロはかなり大事な要素だと感じました。

ちなみに現代の曲はイントロがありません。
それは時代が変わりサブスクが入ったことにより大変革したと考えます。

普通のポップスの曲は
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ
という流れですが、今の曲はサビ始まりの曲も多いのです。

それはサブスクで色んな曲が並んでいる中で聞かれた時に
なるべく曲のフックになる部分を早めに持っていくという作戦なのです。
King Gnuの白日も
米津玄師のLemonも
LISAの紅蓮華も
YOASOBIの群青、夜に駆ける、あの夢をなぞっても
全てイントロがありません。

サブスクの音楽配信サービスでは最初の5秒で24%が離脱し30秒で35%が離脱、
最後まで聴く人は50%というデータが出ているようです。

こうして音楽も変革していくのだなと感じました。
あと最近気になっているのは80年代がテーマの音楽が多いということです。
なんとなくそのわけはわかっているのですが、
もっと明確な理由を考えたいと思います。

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