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また私は自分の力を過大評価する

自分の力はこんなものじゃない

あの時はこれくらいやれた

未だに私はその影を追っている

1週間前ーーー

私は今の自分ではなく
過去の自分にあわせた決断をした

今の自分に合わせた決断ではない
そのことは自分でも理解している

しかし理解していることが何重にも私を苦しめている


「自信の上には奢りがあり 謙遜の下には卑屈がある」

詳しくは触れないが他人が用いたこの言葉を私は大切にしている

常にこれを心に留め自分の現在地の理解に努めている

その努力で自分が傷つくことを防ぐことができると思っているから


話を戻そう

先ほど触れたエピソードを一因に
私は自分の現在地をよく理解しているつもりだ

何ができる できない
何をできるようになりたい なりたくない
何が今しんどい しんどくない
何になりたい なりたくない

などなど

だからこそ冒頭で述べた決断は自分の現在地にそぐわないものだとわかる

背伸びをしている

自分を買い被っている

その決断の結果しんどくなるのは自分だとささやく声すらも聞こえる

この道を選べる自分は昔に死んだという声も聞こえる


無謀な挑戦か 身の丈にあった挑戦か 簡単な挑戦か

今回の挑戦は無謀で大きな代償を払うことになる
そう客観的な私は睨んでいる


「あの時の自分はできた」

「挫折から時は経った」

「あの時みたいに自分を試したくないか」

その当時の記憶や記憶に縋る自分の声が
冷静に分析する自分を揺さぶる

今の自分に似合わない過大評価なのか
今の自分に制限をかけている過小評価なのか

今回の決断は大きな決断だった

この決断がやはり過大評価だったとき
私は二度と身の丈に合わない挑戦することをしないだろう

今回の決断は自分の今の身の丈を受け入れるかどうかという決断だった

ここまできてはっきり気づいた

客観的に冷静に見える今の自分にあわせた決断ではなく
昔のような自分に戻りたい 戻るための決断をしたいと思っている自分がいる

夢や理想を完全に諦めるかどうか
今回の決断はその決断をする前の決断だったのではないか

現在地からは遠く離れた理想を闇雲に追いかけていたんだ

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