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【ジェンダー平等】への取り組みから見えた、男子学生に対する行動制限

今日は、MIYAZAKI SDGs ACTION 2020 プレゼンDAYでした。

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12月中旬から、母校の宮崎学園チーム、
そして宮崎のデザイン専門会社である、TNAソリューションデザインのみなさま、大学生の誠さんと関わることができて、本当に良い経験をさせていただきました。
改めて、関わってくださったみなさまにお礼申し上げます。

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(勝木さんを取り囲む職場の先輩たちの図?いつも和やかな雰囲気のTNAさん。) 


このチームで取り組んだのは、【5.ジェンダー平等を実現しよう】。

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(関心あるテーマを聞いたら、ジェンダー平等がもっとも高かった。)

振り返ってみると、特徴的だったことが2つありました。

1つ目。
高校生は全員女子なのですが、
選んだテーマが「ジェンダー平等」と聞くと女性蔑視の課題とか出てくるのかな、とつい思ってしまいませんか?
でも彼女たちは、むしろ男性の方が行動が制限されているのでは?
というところに着目。

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気づくきっかけは制服や髪型からでした。

女子は制服も髪型もいろいろ選択肢があるけれど男子の方がないよね・・・というところから「他にも男子の方が制限されていることがあるのではないか?」と探していったりしました。

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今日のプレゼン後のインタビューで「このチームはどんなチームでしたか?」との質問に
TNAソリューションデザイン 杉田さんが
”男性の課題にも触れていた”点について答えてくださいましたが、全力でうなづきでした。

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2つ目。
24時間以内にできる行動(ベイビーステップ)として
調べる、周囲の人に話してみる、をやってみたこと。

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やってみた学生の数名から、
「母の方が家事をやっているのかと思っていたけれど、実はうちは両親ともに家事も育児もサポートし合い、できる人がやっているのだとわかった」
というメールをもらいました。

持っているイメージを、身近なところで確認する。
違ったら、思い込みを認める。
これってとても大切なことだと思います。

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ベイビーステップを踏まえて、
日常の中でスルーされがちなジェンダー平等の課題について
より多くの人、特にまずは周囲の人から知ってもらうためのアクションを取ろう!と決まっていきました。

現在は、高校の図書室の一角にジェンダー平等に関する書籍を集めてディスプレイ。
高校生の課題感に寄り添ってくれたTNAソリューションデザインさんからの具体的な提案で、即実行に移した彼女たち。
この図書室に、宮崎学園高校生×TNAソリューションデザインさん コラボのポスターを合わせて掲示する予定です。


この後デザインなども詰めながら立てたゴールを目指します。

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(次は出番だ!舞台袖に集合しての1枚。みんな結構リラックスしてる?)

やること:全員chatworkでコミュニケーション、学生向けポスター作成&企業向けポスター作成、できればSGDsカードゲーム、TNAソリューションデザインさん訪問、ポスターディスプレイもみんなでやる♪