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なるべく損をしない、効率的なネット広告手段  秩父みんなの宣伝部 #6

この記事は、埼玉県秩父で活動するクリエイティブ会社「浅見制作所」がローカルラジオ「ちちぶエフエム」でお届けする“聴いて試してPR!秩父みんなの宣伝部”をテキストにしたものです。

全12回を通して、PRの基本的な考えからブログやSNSの活用法、発信術まで、地方の事業者さんにお役立てできる情報をお届けします!

第6回はインターネット広告のお話。「なるべく損をしない、効率的なインターネット広告の手段」についてお届けします。

聞き手:ちちぶエフエムパーソナリテイ 伊藤美裕紀

ホームページは基本情報を載せるだけでも価値がある

伊藤:
今回はインターネット広告についてお届けしますが、その前にメッセージをいただいております。ありがとうございます!

ラジオネーム 飲食店さん。
「こんにちは。質問です。今、Googleマイビジネスを使っています。ホームページは持っていません。Googleのほうが検索がしやすく、お客様に見てもらえる可能性がホームページより高いかなと思い、Googleマイビジネスにいろんな情報を提供しています。でも、最近はホームページもやっぱり必要かなと思っています。両方やるのはちょっと難しいので、どちらのほうが良いのでしょうか? よろしくお願いします」

浅見:
ありがとうございます。とてもいい質問ですね。まずGoogleマイビジネスは何かというと、お店の名前とかで調べた時に、googleの検索結果ページで見れる情報なんですよ。

伊藤:
たとえば、「ちちぶエフエム」とインターネットで調べると……

浅見:
ちちぶエフエムさんの情報がある程度出てくるんですよね。マップが出たりとか、口コミのレビューが出たりとか。飲食店さんだとメニューとかが出てくるんですよ。Googleの検索の中だけで。

伊藤:
あれは、Googleのサービスなんですね。

浅見:
そうなんですよ。あれは自動的にGoogleが引っ張ってきているものもあれば、お店の人が自分で更新することで載せられる情報もあるんです。

伊藤:
自分でも載せられるし、レビューとしていろんな人が投稿することもできるんですね。

浅見:
そう。最近のGoogleの情報はすごく正確になってきているので、ユーザーが信頼性のある情報としてみる傾向にあるんです。なので、これに力を入れてることは、めちゃくちゃいいことだと思います。あまりここまで手が回っているところが少ないので、ぜひぜひ頑張っていっていただきたいなと思います。

ご質問のホームページについては、もちろんあったほうがいいですね。理由は、「最も公式な情報がここにありますよ」ということを意思表示できるのがホームページだからです。Googleは、まずホームページにある情報を参考にします。また、飲食店を調べている人は、公式のホームページが1番正確だろうと思いますよね。そういった意味で、ホームページはあるといいです。

ただ、2つを同時に運営するのはなかなかの負担ですよねよく分かります。その場合、ホームページのほうは比較的更新の少ない情報だけ載せるといいです。たとえば、メニューであれば定番のものだけを載せておいて、年に1回ぐらいしか内容を変えなくていいようにしておく。営業時間もそうですよね。もしかすると、こういうコロナの状況だから変えなきゃいけないかもしれないけど、細かく情報発信をするためにホームページを持つ必要はないんです。 変動が少ない、基本的な情報でもいいんです。

伊藤:
住所や、定休日が水曜日であるとか。

浅見:
そういう基本的な情報を載せておくだけでも、ホームページを持つ意味は非常にあります。

そのうえでお金をどれくらいかけるかっていう話になるんですが、お金に余裕があれば、もちろん業者さんに依頼して、きれいなホームページを作ってもらうのもオッケーです。ご質問いただいた飲食店さんは、詳しいと思うのでわかると思うんですけど、Googleマイビジネスに近いサービスでホームページを作れる「Googleサイト」っていうのがあるんですよ。

伊藤:
Googleの中にそんな機能もあるんですか? 知らなかった。

浅見:
そうなんですよ。しかも無料で。

伊藤:
えー! 無料!

浅見:
無料です。無料でGoogleのサービスを使ってホームページを作れるんです。

伊藤:
そうなんですか。すごい。

浅見:
これは検索するとやり方が見つかるので、自分で作れると思います。プログラミングの技術は全く必要ないですね。ドラッグ&ドロップだから、マウスで移動させたり。

伊藤:
写真をここに入れたい、とかもマウスでひょいっとやれば簡単にできちゃう。

浅見:
できちゃいます。これをやることによって、ホームページは簡単に持つことができる。こういうサービスを使ってみるのもいいんじゃないかなと思います。どれくらい力を入れるかによるんですけど、そうやって自分で手軽にできるものは、どんどん自分でやっていただいたほうがいいと思います

伊藤:
いろんなものに手を出すよりは、Googleマイビジネスだけしっかりやると決めるのもあり。

浅見:
それはそれでいいです。ホームページは余裕があれば持つ。持つ方法として、業者さんに依頼するのか、時間があれば自分でGoogleサイトを使ってみるっていうのもおすすめですね。

伊藤:
何でもかんでもお金かけなきゃできないっていうわけじゃなくて、無料でできるサービスが今は結構あるんですよね。

浅見:
あるんですよ。それこそGoogleを軸に頑張るんだったら、Googleのサービスを使う。1番親和性が高いので、おすすめです。

伊藤:
というわけでラジオネーム飲食店さん、ご参考頂ければと思います。ありがとうございます。という感じで何か質問があれば可能な限りお答えしていきますので、ぜひお寄せください。


インターネット広告の「追い風効果」とは

伊藤:
改めまして、今回のテーマは「インターネット広告」についてお届けしてまいります。

浅見:
インターネット広告そやってみたいと思う方は多いかもしれないですね。

伊藤:
「インターネット広告、やってみませんか?」ていう売り込みの電話もあるかもしれませんね。

浅見:
そうですね、多いと思います。
今回は最初に結論言っちゃいます。インターネット広告はそんなに大きな効果が出ないというか出づらいので、やりたいかどうかでそんなに悩む必要はないです。

伊藤:
ええー! あっさり解決ですか?

浅見:
今はSNSの発信のほうが効果的なので、やろうかな、どうしようかなって悩むぐらいだったらSNS更新したほうが効果が高いと思います。というのが前提です。

伊藤:
なるほど。そんなにやらなくてもいいんじゃないか、というのが前提。

浅見:
そうですね。ただ、普段届いてない人にお金を払って届ける仕組みが広告なので、ちょっとした後押しとして使う分にはアリです。

でも広告を打てば売れるとか、お客さんが来るっていうのはイコールじゃないですから。あくまで自分達がいいサービスを提供してる、いいものを作っているという大前提で、それを少しだけアシストしてもらう。そういう意味でいうと、広告をやる意味はある。

伊藤:
追い風効果がちょっとあるんですね。

浅見:
そうですね。広告のかけ方はグラフで表すと、「U」の字みたいになるというか。広告は、本当に小さな範囲でかけると効果が高いんだけど、中途半端にかけるとUの下がっている部分のように全然効果がなくて。それを超えてめちゃくちゃかけると、また効果が高くなるんです。

伊藤:
ちょっとお金をかけると、ちょっとだけ効果が出やすくなって。

浅見:
本当にこの範囲だけに刺さる広告の使い方みたいなものは、確かにあるんです。今から説明します。大きくかけるものだと、テレビCMとかそういうレベルの話になります。

伊藤:
テレビCMはものすごくお金がかかりますけど、その分効果も高い。

浅見:
高いというか、認知されるという感じですね。


高い効果を得られるインターネット広告とは

浅見:
インターネット広告を使うか悩むならSNS更新しましょうと話しましたが、インターネット広告についても少し知っておくといいと思います。まず、インターネット広告ってどんなものがあると思いますか?

伊藤:
先ほど話していたGoogleで検索した時に上位に出て、「広告です」みたいな感じで表示されるものでしょうか。

浅見:
はい、そうですね。GoogleとかYahoo!の検索結果に出てくるものですね。「検索連動型広告」といいます。(「リスティング広告」ともいう)

たとえば、「秩父 求人」「秩父 人材派遣」というキーワードで検索した時に、「広告」となっているものが出てきます。これが検索連動型広告です。(みなさん、ぜひ検索してみてください)

なぜこんなにたくさん広告が出てくるかというと、高い効果を得られるから。「秩父 求人」「秩父 派遣」というキーワードに対する広告枠、その検索結果に対する広告枠を買っている企業や人が多いから、たくさん表示されるんです。ちなみに、求人は1件決まると単価が結構高いので、広告費が高くて有名な業界なんですよね。

伊藤:
へえー!

浅見:
たとえば、リクルートとかマイナビは、求人サイトを全国的にやってるじゃないですか。彼らは秩父だけでも、大宮だけでも朝霞市だけでも同じような広告を出しているんですよ。本体がすごく大きな予算を持っている時にはこういう広告をやっていることが多い。反対に、地元の企業さんや飲食店さんが検索連動型広告を活用しているケースは、そんなに多くないと思います。

伊藤:
広告を出しやすい業界が結構決まってるっていうことなんですね。

浅見:
そうです。競争が激しい業界と激しくない業界があって。さっき話に出た検索連動型広告は、インターネット広告の中では1番効果が高いと言われています。これはなぜかというと、情報を欲しがっているユーザーに対して届けるものだからです。

反対のアプローチをする広告もあります。たとえばインターネットを見ていた時に、突然、全然知らないホームページの画像バナーが出てくることがありませんか?

伊藤:
全然関係ない業界のものが出てくること、ありますね。

浅見:
あれは「ディスプレイ広告」といって、全く関係ない人に対して「うち、どうですか?」っていきなり出てくるものです。

伊藤:
呼び込みに近い感じですか?

浅見:
近いですね。最初に説明した検索連動型広告は、「これを探してるんですけど」という人がいた時に「あ、お探しの商品、これはいかがですか!」て来る感じなので、お客さんの状態が違います。なので、比較的効果が高いほうなんですよ。ただ、ここで1つ注意点があって。伊藤さん、「秩父 歯医者」で調べてもらえますか。広告が3つか4つ出てくると思います。

伊藤:
上のほうに出ますね。

浅見:
その下にも歯医者に関する情報が出てきますよね。伊藤さんはどこから見ますか?

伊藤:
広告を無視して、広告じゃないところから見ますね。なぜなんでしょう?

浅見:
広告はお金を出せば載せられる、お金の力によって出ていることを、みんなもう大体わかっているんですよ。

伊藤:
誰かに教えられたわけでもなく、広告っていうその小さな単語を見つけて、「これは広告なんだな」って一旦無視します。

浅見:
そうですよね。おそらく広告は、「よく見せてるけど実態に近くないんじゃないの?」という経験があるんですよ。だけど、その下の検索結果「自然検索」「オーガニック検索」と僕らは言うんですけど、広告じゃなくて本当にGoogleが評価しているページや情報がちゃんと順番に出てくるんですね。そっちのほうが信頼性が高いっていうのは、ユーザーは説明されなくても体験としてすでにわかってる。なので検索連動型広告は表示はされていても、スルーされることが多い。

伊藤:
そうですね。目には入ってきているんだけど、クリックはしない。ただ、目には入ってきてるからなんとなく覚えてはいる、みたいな感じ。

浅見:
そう。おっしゃる通り、いろんな効果があるんです。何度も目に触れれば効果もある。なので検索連動型広告と、その下の自然検索の部分でいうと、実は表示された回数に対してクリックされる率が全然違うんですよ。

伊藤:
知らなかった!

浅見:
数字は出っこみ引っ込みなので何とも言えないところではあるんですけど、昔よく言われてたのは1番上に表示されている広告は10%前後クリックされていて。その下の広告じゃない自然検索で1番上に出てきたページは40%とか50%ぐらいクリックされると言われています。このパーセンテージはかなり変わっているけれど、それぐらいの差があるっていう。なので広告は、物理的には1番上に表示されているんだけれど、クリックされていない。

伊藤:
なるほど。でも広告を出さなかったら、まず人の目に触れることもないかもしれない。難しいですね。

浅見:
そうなんですよ。


自然検索で表示を上げるには、商品やサービスを磨いてコツコツ発信すること

伊藤:
ということは、今の話でいうと、オーガニック検索で自然的に発生する1番目のサイトになれば、もっといいっていうことですよね。

浅見:
そう、まさにおっしゃる通り。そのために何をするかというと、自分のホームページを更新したりとか、いろんな商品を頑張って開発して、SNSで発信したりとかが大切です。普通にファンを集めるということをやっていったほうが、お金をかけてそこに表示させるよりも、実はまわりまわって効果が高くなるっていうのはあります。

伊藤:
どうやって広告費を捻出するかというところに知恵を絞るんじゃなくて、コツコツやりましょう。

浅見:
ずっと僕は「コツコツやりましょう」しか言ってないと思うけど、やっぱりコツコツやりましょうに戻っちゃうんですよ。ただ、リスティング広告はクリックされないとお金は掛からないので、表示されるだけではお金かからないんです。クリックされて、初めて課金される。そういった意味でいうと、実は効率は非常にいいんです。

伊藤:
出せるなら出せばいい。そんなニュアンスですか?

浅見:
そうそう。ちなみに、さっき言った「U」の字でいう、お金をかけないけれども1番効果が高い出し方があります。それは、指名の検索キーワードで広告を入れること。「ちちぶエフエム」っていうキーワードでちちぶエフエムさんが広告を出すと1番効果が高いんです。

伊藤:
なるほど。1個だけのキーワードで広告を出す、ということですか?

浅見:
1個だけというか、「ちちぶエフエム」ていう指名されているキーワードです。ラジオ局と調べると、いろんなところにあるラジオ局が競合になるじゃないですか。ちちぶエフエムが「ちちぶエフエム」のキーワードで広告を買うと、1番クリックされますよね。1番効果が高い、ということになります。わかりやすい例だと、秩父の求人を載せているマイナビが「マイナビ 秩父」というキーワードで広告を入れると、1番成約率が高いということになる。

伊藤:
そのキーワードで調べている人がクリックするからですね。

浅見:
当たり前だけど、出して1番効果があるんです。出す意味があるかどうかはさておきですよ。この辺は広告業界でも様々な議論があるところなので何とも言えないけど、やるならそれぐらい絞って、自分たちに近いところだけをやるっていうのは意味があるかなと思います。


おすすめは、簡単に出せて活用しやすいSNS広告

伊藤:
ここまでは、ホームページを検索する時のインターネット広告についてお話をしてきましたが、それ以外の広告は何かあるんでしょうか?

浅見:
インターネット広告は色々あるんですが、皆さんが活用しやすくてオススメなのはSNS広告です。SNS広告は手軽に始められて、かつ、出し方によっては広告っぽすぎないので、よく知ってもらうという意味では非常に効果が高いと思ってます。たとえば、SNS広告って言われるとどんなのがありそうですか?

伊藤:
Facebook、Instagramの広告。結構見かけます。

浅見:
そうですね。Instagramも24時間で消えるストーリーがあって、僕だとだいたいサウナの広告が出てくる(笑)。

伊藤:
友達の投稿を見ている途中で、投稿に混ざっておしゃれなアクセサリーとかが出てると、なんか目を引いてついついクリックしちゃいします。

浅見:
わかります。 僕も割とクリックしますね。どうしてクリックするんですか?

伊藤:
広告っぽすぎないからかな? Instagramの広告は、つい見ちゃいます。

浅見:
確かに。今から大事な話を2つするんですが、まずSNS広告はさっきおっしゃった通りで友達の投稿やキレイな写真を見て楽しむところじゃないですか。そこに、広告は割り込むわけですよ。

伊藤:
全然違うものが入ってくる可能性がありますよね。

浅見:
そう。なので、今までのイケイケどんどんの広告よりも、Instagramに載ってもよさそうな見せ方をしなきゃいけないって、みんな気付いてるんですよ。

伊藤:
そっか。「お邪魔しますよ」という感じでポンっと入ってくるんですね。

浅見:
そうそう。ゲームのダウンロードとかと全然違うなと思っちゃうけど、普段Instagramを見ていても、アクセサリーとかサウナとか自分の興味ある写真が出てくると、普通に見ちゃう。それは、その広告を出す人がSNSの文化というか、世界観というかをわかって出しているからです。なので、非常に効果が高くなるんです。

伊藤:
ちなみに、ユーザーの趣味趣向みたいなところに合わせて広告も出てくるようになってるってことなんですか?

浅見:
いい質問ですね。出ます。

これは、大事な話が2つあると言ったうちのもう1つで。さらに、その中で2つの話があります。ひとつは、専門用語でいうと「オーディエンスターゲティング」という趣味趣向や年齢、住んでいる場所、最近検索したキーワードとか好きなアカウントとか、そういったもので絞って配信できるんですよ。

伊藤:
すごい!

浅見:
「秩父市在住の20歳」に配信することもできるんですよ。

伊藤:
バレてるんですね。

浅見:
はい、バレてます。FacebookとInstagramは同じ会社がやっているので、Facebookで登録しているとそういう情報が行くし、推定何歳ぐらいっていうのも、いろんなプロファイルから出ていて、データベースとしてあるらしいです。なので、秩父に住んでいる30代の女性に向けて配信ができるんですよ。Facebookだともっと細かくできます。Instagramも同じなんですけど。出身大学とか載せるじゃないですか。最近見なくなったけど、「〇〇大学卒業の方へ」ていう広告が出ることがあるんですよ。

伊藤:
怖!

浅見:
あれは僕が〇〇大学卒業したという情報がFacebookがあるからで。そこに引っかけて出すっていうことはできるんですよ。僕は獨協大学卒業なんですけど、「獨協大学卒業の方へ」と書いてあったら さすがに「お! なんだこれ?」てなるでしょう?

伊藤:
興味があるか怖!って思うかのどっちかですね。

浅見:
そう。そういった意味でいうと、住んでる場所とか年齢とか趣味嗜好ですごく細かく分ける。これはセグメントっていうんですけど、それができるんです。もうひとつは、1度訪れたサイトのホームページ情報が出やすいってあるじゃないですか。これは「リターゲティング」というんですけど、追うという意味ですね。なので、たとえばZOZOTOWNでダウンジャケットを見たら、「この人がダウンジャケットを見た」という情報が広告と連動してるんですよ。なので、そのあとに何気なくInstagramを見ていたら、さっき見たダウンジャケットとそれに近いものが出てきて、またZOZOTOWNを見ちゃったりするでしょ?

伊藤:
どうりで毎回欲しいものが出てくるなと思ったら(笑)。

浅見:
あれは、めちゃくちゃよく出来てるんです。このリターゲティング広告は、本当に効果が高い。これが1番効果が高いです。

伊藤:
ユーザー側としても、今まで見ていた興味のあるものがまた出てくるわけだから、つい見ちゃう。だから、向こう側も広告を出しやすいってことですよね。

浅見:
しかも、リターゲティングは人が限られる。「この人」って広告を出してるから、広告費の競合も少ないんですよ。コストも低く出せるし。

伊藤:
安いんですね。

浅見:
安いです。ちゃんと広告配信の機能を使いこなすと、ダウンジャケットを見たけど買っていない人だけに配信もできるんですよ。

伊藤:
わあ、すごい。

浅見:
買った時点でその人には配信されなくなるんです。

伊藤:
購入済みでこの人に情報はいらないよっていうのは、そこで排除される。

浅見:
そこで排除されるんですよ。すごいですね。これは「アドテクノロジー」といって広告の技術で、今は普通に行われているものです。割と自分たちの興味あるものとかが自然と出てきたりする。そういったことがSNS広告、特にInstagramとFacebookではやりやすくなっているので、その辺りをチャレンジしてみるのはアリに入るっていう結論ですね。


100円からできる!SNS広告を出すには

伊藤:
それだけ聞くと、細かい設定難しそうだなとかわかんないわって思ってしまいがちなんですが、出し方としては簡単なんですか?

浅見:
簡単です。たとえば1番簡単な方法は、「この投稿を広告に出す」という設定をして、そこからどんな人に向けて出すのかをポチポチと設定していく。1回やってみないとわからないですけど、やれば「なるほど」と理解できると思います。

伊藤:
Facebookでお店を登録しているページを使って、広告を出せる。

浅見:
出せます。いろんな出し方があるので、ぜひチャレンジしてみてほしいですね。もちろんそういう業者さんもいるので、その業者さんにお任せしてもいいと思うんだけど、自分でもポンってできちゃうんで。

伊藤:
どれぐらいの価格からできるんですか?

浅見:
100円とかできますよ。

伊藤:
あ、こんなに安くできるんですか?  チャレンジしやすいですよね。

浅見:
100円だと5回ぐらい出て終わっちゃうけどね。

伊藤:
でも、ビューワーが増えたとかもわかりますか?

浅見:
わかりますよ。広告の効果が高い・高くないというのはあるので、試しながらやってもらいたいなと思いますね。

伊藤:
さて、ここでメッセージを頂きまして。応援メッセージですね。 ありがとうございます。

ペンネーム ひふみんさんからいただいてます。
「聞いてますよ! 勉強になっています!」とのことです。

浅見:
マジですか? ひふみんさん、本当にありがとうございます。良かったです。……サクラじゃないですか?

伊藤:
違います、オーガニックの方です!

浅見:
おお! 出てきたワードをすぐ使うのは素晴らしい。そういう人が1番伸びるんですよね。覚えて実践。勉強になったものを活用する。勉強したものを実践するのが1番学びが深まるので、ぜひ実践までやりましょう。

伊藤:
このラジオを聴かれている方(この記事を読まれている方)はぜひ実践してみて、「こんな効果があったよ」というメッセージもいただけると嬉しいです。

===

次回は、

本日も少し触れましたが「実は無料で作れるホームページ。DIYでやってみよう!」という内容をお届けします。

次回もお聴き逃しなく!

話し手:浅見制作所 浅見 裕
聞き手:ちちぶエフエムパーソナリティ 伊藤 美裕紀
書き起こし・編集:(株)リモートストーリーズ 井上かほる


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