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Azami
2022年1月23日 20:19
オルゴールが薄黒い空気を中和する柔らかな音に重なる罵詈雑言はカオスを生み出す息を殺してオルゴールの音だけに耳を傾ける殺伐とした部屋に甘い旋律 対照的な物が同じ空間に溶け合うそれは狂気的であるが故により一層美しい外は雨が降っていた 気温は3度今日1日何も口にしていない財布には吹雪が吹いているが死に急いでいるせいか心は火照っている僕はずぶ濡れになりながら歩く行く宛てなどないこ
2022年1月19日 00:57
1月18日 午前6時 夜明け前のサバービア赤やオレンジ色のネオンライトが線香花火のように優しく 優しく朝の冷えたアスファルトに降り注ぐ。僕は車を走らせた。光のない場所へ。誰にも見つからない場所へ。紺碧に染まった空はキャンパスのようだ。気が付けば僕はこの空を独り占めできる場所を探していた。
2022年1月16日 19:44
何も変わらない毎日に絶望した真っ白な天井を呆然と見上げるどれくらいの夜を明かしたのだろう心音に耳を傾けた 命の鼓動を鳴らしてみると僕には休符の1つも打てないんだってことは明々白々なんだとさ都合良くできたこの世界を塗り替えるにはどれくらいの時が必要なのだろうか自堕落で怠惰な日常に創作は花を咲かせ虚無を打ち壊す一時の熱情たった一遍の詩ごときに何も出来やしないと知りながら相も変わらず詩う言の葉は都会の喧