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読書記録『子供の脳を傷つける親たち』

今日は先日読んだ『子供の脳を傷つける親たち』の感想について書きたいと思います。
この本は、精神科医の友田明美氏が執筆した、親の行動が子供の脳に与える影響についての科学的な解説書になります。
この本を手に取った理由は、ずっと昔の配信になりますが尾石晴さんのVoicyで取り上げられていたこと、そして私自身たまに子供にきつく当たってしまっているときがあるかもしれないと思ったからです。



1. 内容の概要

  • 主なテーマやポイント:本書は、虐待や過剰な期待が子供の脳に与える影響を科学的に解説しています。具体的な事例や研究結果を交えながら、親や教育者が気を付けるべき点を示しています。

  • 著者の意図:友田氏は、子供の健全な発達を支えるために、親や社会全体がどのように行動すべきかを伝えています。

2. 感想

  • 特に印象に残った部分:心理的虐待が子供の脳に与える影響についての説明が特に印象的でした。言葉の暴力や無視が、子供のストレスレベルを高め、脳の発達を阻害することが分かりました。身体的な暴力や性的な暴力は子供にストレスを与えることは分かっていたものの、無視なども脳に影響するなんて…本書では脳が委縮している写真もありとても説得力が高かったです。

  • 自分自身の体験や考えと結びつける:私自身、子育ての中で子供に対する言葉遣いや接し方を見直す必要があると感じました。特に自分に余裕がないとき。どうしても自分の都合で考えてしまい、子供達に当たってしまっているかもしれません。気を付けないと…

3. というわけで

  • 本全体を通して:本書は、親や教育者が子供の健全な発達を支えるために必要な知識を提供していて、とても良書だと思いました。特に子育てをしている方に読んでほしいです。本書で著者が「どんなに忙しくても、子供が何か話していたら目を見て向き合って話しましょう。今だけしかないのだから」といったことを書いていた気がします。(うろ覚え笑)それがとても印象的で…。そう、その時の子供達の成長はその時しかない。だからこそ、その瞬間の子供達の成長に向き合わなければ!と思いました。

ではまた!

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