みそ

4児の母時々スナックみそのママの 家に引きこもり日記です

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マガジン

  • スピリチュアル珍道中

    みんなの味方スピリチュアルも 向き合い方を間違えると変な方向に… 思いっきり変な方向に突き進んでいた スピリチュアル珍道中記録。いや反省文。

  • 沈丁花美空の憂鬱

    巨匠プロデューサーきくと一人芝居役者みそのコラボレーション連載物語。 会員制のバー「わけあり」で、俳優沈丁花美空と夜な夜な語り合う「訳あり」な客達。美空と彼らが織りなす人生ストーリーが展開します。次のお客はあなたかも⁈! 偶数回はきくさんが担当します。こちら→ https://note.com/coeutakiku/m/m2704c353e958

最近の記事

ひとり女性解放

以前からブラジャーやブラジャーを着けることに対して腹を立てていた。 何の疑問もなく着けてきたけど、窮屈だし、下手なモノ着けると痛いし、かと言って高いやつを何枚も揃えるのもしんどい。 そもそも日本の人たちは解放的な格好で暮らしていたのに、近代以降、西洋的倫理観とやらが入ってきて裸は恥ずかしいことになって、女性も下着を着けるようになったとか。そんなマーケティング的な歴史もあると知って余計腹立ってた。 わたしの胸はとてもささやかで控えめなこともあり、ブラジャーの必要性もあまり

    • 所持金3600円

      数年前に公務員を辞めた。 すなわち数百万円の年収を手放したことになり、浪費家だったわたしは自分の生き方を根こそぎ見直すこととなった。 仕事してるから!とツンケンして好き勝手やってほんとイケスカナイ女だった。 けれども、そのツケはしっかり回ってきた。 地獄の炎に焼かれるようだった。惨めで苦しくってもう消えてしまいたいと思った。 これはツンケンしてたイケスカナイ女だったわたしにとって、決して比喩ではない。 でもそのおかげで、わたしのムダに高かったプライドやエゴはほとんどが燃

      • クソ女とマザコン男

        昨日の記事にも書いたけど、人生の片付けの波が来ていて、せっせと過去の記憶と向き合い、過去の傷の回収をしている。 今朝はこんなことを思い出した。 産後まもない時、手伝いに来てくれていた義母と、とある事から口論になり、わたしが分が悪くなって色々言われているのを夫が黙って見ていたこと。 「(義母のいうことが)その通りだと思ったから黙ってた」と言われた。 なぜかこの記憶が蘇ってきて、確かにわたしが悪かったとしても、一応妻なんだし、味方しないまでも止めるとかして欲しかった。お母さ

        • 過去の回収〜もう引き寄せなくていい

          昨年から大掛かりな片付けをしている。 まずは物を捨て、残った物と向き合い、これからどんな物を買ったらいいのか。 実践と考察の日々を送っていた。 そうしたらおもしろいことが起きた。 物だけでなく、ほぼ無意識に行っていた自分の行動も片付けたくなってきたのだ。 ほとんど使っていないLINEや、下手なのにあれこれ作っていた料理、無駄に多かった自分へのご褒美等々をやめた。 そしたらさらに、過去の出来事と向き合うことになった。沸々と思い出される過去の出来事ひとつひとつに、その時本当は

        ひとり女性解放

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        • スピリチュアル珍道中
          6本
        • 沈丁花美空の憂鬱
          2本

        記事

          ブタ男

          買い物の帰り、スーパーの敷地から道路に出ようと一時停止していたら、すごい勢いで車が突っ込んで来た。前方の道路のだいぶ手間から無理やり右折してきたので、停止線で一時停止してたわたしとマジぶつかりそうになった。先に左折しようとしてた車もクラクション鳴らしてた。 バックしなきゃ!と思いながらも怖くて突っ込んで来る車を呆然と見てるしかなかった。呆然としながらもどんなヤツが運転してるのか見てやる、とだけ思って運転手を見つめてた。 どんなヤツだ?と見た先の運転手はブタ男だった。 小太

          波動上げに失敗

          過去、さまよえるスピ中(※スピリチュアル中毒)だった時。 とある瞑想会に参加した。 ※スピリチュアルがどうこうではなく、 あくまでもわたしに芯がなく、 目の前の現実から目を逸らすために利用していた、ということです。 終わった後、参加者のマダムたちが 「今日は波動低い人たちが来てたから よくなかったわねぇ」「ほんとほんと」 と話していた。 それを聞いてなんかモヤモヤしながら、 波動高いって大変そうだなと思った。 そう思いながらもわたしも「波動を上げる」 ことに必死になって、波

          波動上げに失敗

          拗らせ

          拗らせていた。あー拗らせてた。拗らせてた。 こんな夫はわたしの夫じゃない!(いやめちゃくちゃスゴイ夫と思います。わたしの拗らせに付き合ってくれてたんだから) 4人も産んだせいでわたしはこんなにボロボロになってしまった…もう母親辞めたい(今どきなかなかいない自然な子たちだと、近所のおばあちゃんが言ってくれた。とっても元気でかわいい子どもたち) 一生懸命頑張って生きてきたのに、人生全然上手くいかない。専業主婦なんて奴隷だ!あーもうこんな人生ならいらない。(これまでよく生きて

          笑顔の前にデトックス

          子育て駆け出しだった頃(今もまだ駆け出しですが) 参加した親子教室みたいなところで 「ここではお子さんにNOと言わない時間を過ごしてください」と言われて、何百回いや何千回とNOを飲み込んでめたくそモヤモヤした。 今思えば自分にOK出せてない親が子どもにOK出せるわけない。出せてると思っててもそれは心からのOKじゃない。腹の中にモヤモヤが溜まっていくだけ。 かと言って「どんな自分も認めましょう」っていうのも、簡単なようでめちゃくちゃ覚悟が必要と思う。 どんな自分も認めるって

          笑顔の前にデトックス

          沈丁花美空の憂鬱 第3夜

          チリン…。 開いたドアにふと目をやると、男性が入って来たところだった。 コートが濡れている。とうとう降り出したみたいね。今にも雨が降りそうな、どんよりとした1日だったから。 「参ったよ、降ってきた。」男性は冷たそうなコートを脱ぎながら、わたしの1つ向こうの席につく。 「今夜はかみさん、子ども連れて帰ってんだ。そう実家に。ゆっくりしてくよ。あ、ロックで。」マスターとそんな会話をしているのを聞くとはなしに聞いていた。ぼんやりと手元のグラスに浮いた氷を見つめながら。 奥さん、

          沈丁花美空の憂鬱 第3夜

          沈丁花美空の憂鬱 第1夜

          こんばんは。沈丁花美空です。 俳優をやっています。 あ、知ってる?どうもありがとう。 ここは会員制のバー「わけあり」。わたしの行きつけのお店。 霧がかった雨降りのせいね。コートが濡れて手がちぎれそうに冷たい。 こんな夜はわたしも霧の様に溶けて消えてしまいたくなる。 え?テレビやお芝居で見るような美空じゃないって? そうね、その一面を知ってくれてる人には、 こんなわたしはギャップがあるかもしれない。 あれはほんの一面。 それでもこんなわたしも、確かにわたしの一部として存在

          沈丁花美空の憂鬱 第1夜