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アスリートから学ぶ:強みを活かして弱みを手放す

400メートルハードル日本記録保持者の為末大さん
8歳から陸上を初めて100m走で実力を発揮しオリンピックも目指すほどだったにも関わらず、高校では記録に伸び悩んだことで100m走を断念した過去があったそうです。

その時に無理をして花形である100m走にこだわらないで、為末さんに合う400mハードルに切り替え世界を目指すことで、日本人初の銅メダルを獲得し、3大会連続でオリンピックに出場するという結果を得られました。

為末さんがこうおっしゃっていました。

目的をあきらたのではなく、手段を諦めただけ。
世界を目指すことにかわりはない。
耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。
諦めることは、逃げることにあらず。
与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、
よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。

本当にそうだと思います。
私達は、つい「頑張る」という事が当たり前のようになっていると思うんです。でも、自分がこんな事本当は苦手なんだよな〜。という事をわざわざ頑張り続けたり、そこに飛び込んでいかなくても、まずは自分の強みを知って活かすことにエネルギーを注ぐ事が大切なんですよね。

強みを活かして弱みを手放す

アーユルヴェーダの体質でも質によって得意不得意があります。
自分が不得意な事を無理やり頑張ろうとするのではなく、自分が得意なことを知って、そこを伸ばしていいけばいい。為末さんがおっしゃるように「前向きに諦める」ことが出来たら、もっと自分らしさを表現出来てくるのだと思います。

出来ない苦手ばかりにフォーカスすると、本当に伸ばせるポイントを見失ってしまいます。

そもそも、私達の生まれ持った質がみんな違うように、得意なことも違う。
そこをわかった上で物事に挑戦するほうが、あなたらしさを100倍も活かすことができるんです。だって、自分の得意なことだから♥

あなたは自分の苦手ばかりに注目していませんか?人の目や評価にとらわれず、あなたがあなたらしく自分を活かす方法はたくさんあるんです。自分の限界を自分で決めず、活かせるフィールドで自分を活かす。
これが自分らしく自分を活かすために大切なことなんですね。

「諦める」ことは逃げることとは違う。
良い意味での「諦め」は自分を知っているからこそできることなんですよ。


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