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夏の食事 part 1

こんにちは。アーユルヴェーダMDのおさないです。
本日もよろしくお願いします!

今回も質問をシェアさせていただきます。

『夏はヴァータが増加すると言われていますが、食事はヴァータの属質である軽いものの摂取がアドバイスされるのはなぜですか?軽いものを摂取すると、ますますヴァータは増加しませんか?』

前回の投稿で、自然環境と人体内の環境は一体である、という話をご紹介させていただきました。
環境の変化は、身体のドーシャに影響を与えます。

夏に、軽い食事を取るのが良いと言われている理由は、アグニと関係しています。

夏は、環境が暑くなるので、身体はホメオスタシスが働き必要以上に体温が上がらないようにするため
熱を体内に溜めようとしないのです。身体から熱(アグニ)を放出して、体温のホメオスタシスを維持しています。

つまり、夏は体内のアグニ(火)は低下しているということです。アグニが低下していると、食欲や消化力は必然的に弱くなります。この結果、夏バテで食欲がなくなるいうことにも繋がります。

また、夏バテで衰弱が進みヴァータが増加するのでヴァータを緩和するものを食べる必要があります。
肉やヨーグルトなど栄養があり、尚且つ消化しやすいものを食べます。

冬はこれと逆のことが起こります。
外が寒いので身体は熱を内側に保存しようとします。毛穴を萎ませ熱が体の外に逃げていかないようにします。
だから体内の熱が高くなり、アグニも上がるのです。アグニが上がるので、必然的に食欲や消化力が上がります。

冬は、外が乾燥し寒いので、ヴァータも増加しやすくなっています。そのためヴァータを鎮静する味(甘い、塩味、酸味)を食べるようにアドバイスされます。しかも冬は夏と違って、アグニが強いので、消化に重いものを食べることもアドバイスされます。

季節に合う食事を考えるときは、このようにドーシャ的なことだけではなく、季節の変化がもたらすアグニへの影響とその季節のアグニの状態も考慮して、食事を選ぶ必要があります。



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