潰瘍性大腸炎発症①

私が潰瘍性大腸炎になって16年ほど経ちます。

昔のこと過ぎてはっきり思い出せないところもありますが、発症したときの様子を記してみようと思います。

発症当時、私は確か窓口で接客業務のお仕事をしていました。

とにかく忙しかったけど、若いのもあって終業時間が遅くなっても、その後友人とご飯に行ったり、ジムに行ったりで元気に過ごしていました。

そしてその日も特に体調が悪いということはありませんでした。

いつものように休憩中にお手洗いに行き、ある異変に気がつきました。

トイレットペーパーに血がついたのです。

決して大量ではなくどちらかというと薄まったピンクの血が数滴。

それ以外はいつも通りだったので、滅多にないけど「切れたのかな?」くらいにしか思っていませんでした。

しかしその後も同じ症状が続き、トイレットペーパーに薄まった血が付かなくなることはありませんでした。

痛みなどがあったわけではなかったので気にしていませんでしたが、なんとなく母にそのことを話してみました。

心配性の母からすぐに病院に行くように言われました。

健康で病院にほとんど行ったことのない私はどこの病院に行けばいいのか、何科にかかればいいのか全くわからず、母に言われた肛門科に行くことにしました。

(続く)