アーユルヴェーダ治療院の滞在費用(21日分)の総額は?
代理店を通さず、自分で手配するメリット
南インドのアーユルヴェーダ施設に21日間宿泊するために、かかった費用をまとめてみました。
旅行代理店を一切通さず、自力でアーユルヴェーダ治療院を探し、ブッキングから航空券の手配まで全て自分で手配した場合にかかった費用の総額です。
南インドのアーユルヴェーダ施設に、自分で問い合わせて自分で手配すれば、この程度の費用で、21日間の長期滞在が可能なんですよ。
マージンを取られずに、自分で手配して自由に海外での休暇を楽しむ方が、日本でも増えるといいのになぁ。
思い切って、やってみたら簡単ですから、是非、一歩踏み出してみて下さいませね!
私は何件かのアーユルヴェーダ施設に、直接メールで問い合わせましたが、時期によっては、ホームページ上のルームチャージより30%ディスカウントするよと返信が来たりしました。
どうやらインドは雨季乾季により、価格変動があるようですが、高額の方のレートだけをホームページに載せている場合もあるようなんですよね。
まずはメールで各施設に問い合わせ、からですね!
※以下のレートとルームチャージは、コロナ前のものですのでご参考まで。
実際に行かれる際には、最新のレートとルームチャージに数字を置き換えて再計算して下さいね。
南インドのアーユルヴェーダ施設に21日間滞在してかかった費用の詳細
南インドのアーユルヴェーダ施設では、部屋代とトリートメント代が別料金になっていることが殆どです。
アーユルヴェーダトリートメントに興味がない場合は、トリートメント無しでホテルとして宿泊することもできます。
①e-ツーリストビザ費用 :25USドル(2,887円)
②スリランカ航空往復チケット代:62,520円
③成田空港まで往復バス代:2,000円
④アーユルヴェーダ・トリートメント代
1日/50EUR x 21日間=1,050EUR
(※1EUR:77.18INRで、81,039INR)→クレジットカード払いで1INR/1.76円で、142,628円
⑤部屋代
1日/30EUR x 21日間=630EUR
(※1EUR:77.18INRで、48,623INR→クレジットカード払いで1INR/1.76円で、85,577円
→総合計費用:295,612円
為替レートやクレジット手数料も含めて、最終的に請求された金額が上記です。
21日間のパンチャカルマにかかった費用が、航空券代も含めて約29万円です。
飛行機代含めても、1日/14,000円程度で宿泊込みのパンチャカルマ・トリートメントが受けられたことになります。
14,000円って、日本ならシロ・ダラー1回も受けられないですよ。
休みさえ取れれば、パンチャカルマは南インドまで行って受ける価値がありますね。
今回、私が行ったアーユルヴェーダ施設はMitra Hermitageですが、特にMitraをおすすめしているわけではありません。
南インドには、たくさんのアーユルヴェーダ施設があります。
料金も様々ですので、これと思った施設に直接問い合わせして、相性の良いアーユルヴェーダ施設を探されてみて下さい。
私はレスポンスの良さと、自分の予算に合わせて今回はMitraを選びましたが、薬のクオリティの低さや、支払いの不便さ、周辺環境の退屈さなど満足できない点もありました。
今回、私はデトックス治療目的でのパンチャカルマでしたので、3週間のアーユルヴェーダ・トリートメントを受ける事が肝心でした。
そうなると予算と相談で、妥協しなければならない点も出てきます。
しかし、アーユルヴェーダ・トリートメントを体験してみたいとか、リラックス目的ならば、短期間で高額でもラグジュアリータイプの施設を試してみたいですね。
長期間パンチャカルマを受ける場合はそれなりの施設で、短期間ならちょっと贅沢な施設でと、予算と都合に合わせてアーユルヴェーダ施設を選ばれると良いと思います。
私は、もう少し予算に余裕があれば、ソマーティラムあたりを試してみたかったですね。
とにかく、本気で治療したい疾患がある方は、アーユルヴェーダ・パンチャカルマのプロトコールに沿って2〜3週間の治療期間が必要です。
日本からのツアーで、「ヨガとパンチャカルマの10日間」みたいな企画がありますが、あんなものはお遊びみたいなものだと思って下さい。
いわゆる、ビジネス・アーユルヴェーダですね。
10日間のツアーに30〜40万円もかけるなんて、私にとってはナンセンス。
だって、高額だったら、3週間もの滞在なんて無理じゃない?
私は一般庶民だし、言われるまま相場もわからず何かを選択するような事はしません。
大金を払う時は、それに見合うメリットがあるのかどうか、他にベストな方法はないのかリサーチします。
金銭感覚は各々ですので、自分の予算に合った施設を探されるのが良いと思います。
最近では、インド在住の邦人が経営する旅行会社がアーユルヴェーダ治療院を斡旋するケースもよくありますが、ああいうのも5〜10万円のマージン取るわりには、大したことしてくれないですよ。
はっきり言って、お金の無駄。
自分で自分にあった施設を探して、自分で手配すれば、航空券込みで20〜30万円で、3週間のアーユルヴェーダトリートメントが受けられます。
滞在先では、たくさんの外国人のお年寄りや家族連れと出会いました。
外国の方は、旅慣れている方もそうでない方も、皆、自分で手配してアーユルヴェーダ治療を受けに来ていました。
日本人ももっと気軽に、海外へバカンスや治療に行ったらいいのになと思います。
こちらでは、アーユルヴェーダ・パンチャカルマ治療が、どのような流れで行われるのか、できる限り詳細に記録しました。
私の体験が、皆様の世界を広げる一助になれば、とても嬉しく存じます。
※この記事は、ご自分でアーユルヴェーダ治療院を探して、ご自分で手配しようという方々のために、私の体験をシェアしたものです。
私は代理店でもなんでもありませんので、アーユルヴェーダ施設への問い合わせは、直接、ご自身で各施設までお願いします。
南インドのアーユルヴェーダ施設を比較
→南インドのアーユルヴェーダ施設を比較 その2 Ayurtoday
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