キャスターは本当の意味でのパートナー
本当にいいサービスを利用すると「あれ?このサービスを利用する前ってどうやって仕事してたんだっけ」という気持ちになります。
別に提灯記事を書くわけではなく、いいものはいいと主張したい。
こんにちは、渡辺です。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズというコンサルティング会社で人事・総務の仕事をしています。
このサービス使ってみてよかったよ、と素直に皆さんにおすすめするシリーズです(以前はfondeskについて書きました)。
今回は、アウトソーシング。株式会社キャスターの提供する「CASTER BIZ」「CASTER BIZ recruiting」です。
キャスターへの業務委託
ケンブリッジでは、2020年5月に中途採用のオペレーション業務を委託したことを皮切りに、現在はバックオフィス業務の多くをキャスターにサポートいただいています。
【ケンブリッジからキャスターへの業務委託の経緯】
2020年5月~ 中途採用のオペレーション委託開始
2020年8月~ 新卒採用のオペレーション委託開始
2020年12月~ 社内ITヘルプデスク委託開始
2021年5月~ 営業事務委託開始
短期間での凄まじい横展開ですね。
ケンブリッジ社内で最初に「キャスターという会社に発注したい」と言い出したのは私(渡辺)なので、ちょっと誇らしい気持ちです。
キャスターってどんな会社?
詳しくはキャスターの公式ページを見ていただくとして、ざっくり私からご紹介すると
・コロナ禍よりも前、創業のときから全社でフルリモートワーク
・全国各地、海外に散らばるキャスターの社員同士も顔を合わせたことのない人ばかり
・なんかいろいろ話題に事欠かない、面白い集団
という会社です。
当然私も、キャスターの人とは対面でお会いしたことはありません。
キャスターとの出会い
キャスターさんとの最初の接点は、2019年3月。
CASTER BIZ recruiting(採用代行)の責任者である森数美保さんに、Twitter上で採用課題の相談に乗ってもらったのがきっかけでした。
合格率、辞退率、スカウト、各種ツールの使い方など的確にアドバイスをいただき「社外のリソースをもっと活用したい」と感じたのを覚えています。
それからしばらく間が空きましたが、1年後にお声がけして今に至ります。
キャスターの何がそんなに良いの?
【キャスターのここが良い】
①ITリテラシーが高くていろいろ話が早い
②業務をマニュアル化し、ブラックボックスにしない
③コミュニケーションスタイルが、なんかいい
①ITリテラシーが高くていろいろ話が早い
上に書いたとおり、キャスターがフルリモートで働くスタイルであるため、SaaSの機能やそれらを活用したワークスタイルに対する理解度が高いのです。
例えば、
「Zoomの代理スケジュール機能でXXさんをホストにしてURLを発行してください。URLはOutlookスケジュールの場所欄に入れてほしいです」
「ファイルストレージ上で共有URLを発行してSlackでXXさんにメンション付きで共有してください。終わったら絵文字リアクションを付けてください」
「ちょっとブラウザのキャッシュをクリアしてリロードして、画面をスクリーンショットでもらえませんか?」
といった話が、二つ返事でちゃんと全員に伝わります。一部の詳しい人にではなく「全員に」というのがポイントです。このありがたみ、伝わるでしょうか・・。
リモートワークが社会的に広く浸透した今、アウトソーシングは特定領域における専門知識だけでなく、ITリテラシーも必須要件になっています。
この点で、フルリモートのキャスターさんは一日の長がありますね。
②業務をマニュアル化し、ブラックボックスにしない
アウトソーシングには「業務がブラックボックス化してしまう」という懸念がつきものです。
実際にケンブリッジ社内でも、キャスターへの急速な委託範囲拡大に対して
「キャスターにロックイン(業務を抱え込まれて委託をやめられなくなってしまう状態)されてしまうのではないか」
という声が挙がったこともあります。
もちろん委託業務は日々変化するので絶対安心とは言えませんが、現時点ではブラックボックス化はそこまで心配していません。
委託する業務をキャスターに説明すると、キャスター側でちゃんとマニュアルを作成し委託元である私たちにも共有してくれます。
少なくとも私が見ている採用業務委託では、この辺のスピード・品質ともに高く、とても満足しています。
マニュアル化する過程で、こちらの曖昧な判断基準も言語化されるという副次効果もありました。
③コミュニケーションスタイルが、なんかいい
急に語彙力が乏しくなるんですけど、キャスターさんのコミュニケーションスタイルが好きです。
「発注者と受託者」みたいな会話ではなく、パートナーとしての会話をしてくれます。
例えば、以前お世話になったキャスターの方に、もう一度お世話になることになったときのやりとりはこんな感じでした。
日常のやり取りもこんな感じ。
チャットでの端的なやり取り、絵文字リアクションの使い方が、私たちケンブリッジと合っているんだと思います。
毎日多くの情報をやり取りするので、どんなコミュニケーションスタイルをとるかってめちゃくちゃ大事だなと感じています。
「お世話になっております」から始まり、「弊社・御社をカッチリ使い分ける」という旧来のコミュニケーションスタイルでは、ここまでうまく関係性を構築できなかったと断言できます。
おわりに
私はキャスター愛が強いので、うまくまとまりませんでした…。
キャスターに限らず、業務をアウトソースするパートナー会社の選び方、能力発揮方法については知見が貯まってきたように思うので、どこかで別途書く予定です。
キャスターの皆さん、どうぞこれからもよろしくお願いします。
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