夏合宿
こんにちは。アンダーアーマーの会社で働いています。
スポーツに関わる仕事を何年か続けていることもあるので、スポーツを中心に身の回りのことを気の向いた時にゆるく書いていこうと思います。
そして、たまたま読んでくださった方が何かを感じてくれたら嬉しいです。
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夏といえば青い空、白い雲。
そして、夏合宿。
今年39になった自分ではありますが、学生時代はスポーツに勤しんでおりました。
(というか部活しかほとんどやっていない)
そして夏といえば秋の公式戦を直前に控え、最後の追い込みをかける夏合宿。
1年生はチームにとってお客さんのようなものだったので、ピリピリとした雰囲気のきつい合宿は2年生から。
そんな21歳の夏に、出会ったのがアンダーアーマーのシャツでした。
(1回目の投稿は、自分が勤める会社に関わるところから書こうと思います。note.を始めるに至った経緯も、仕事でピースオブケイクさんにおじゃまするところからはじまっておりますので、、、)
アンダーアーマーのシャツは学生アメフトの選手だったケビン・プランクという人が開発したということもあって日本のアメフト界への進出は割と早く、1年生の時にはその存在くらいは知っていました。
ただ、その機能をまざまざと見せつけられたのが、その合宿だったのです。
2001年8月。夏合宿の初日、今は無き群馬県北軽井沢町の民宿で同じポジションの4年生だったカワウソさん(仮名)が新品のシャツを手にしながらニヤニヤしながら近づいてきて、ドヤ顔でこう言い放ちました。
「俺はこの合宿をこの1枚で乗り切る!」
???・・・ラストシーズンにかける思い、、、とはちょっと違う気合を見せつけられて言葉を失ったものの、ピチピチのシャツへの興味がふつふつと湧いたわけです。
いまの後輩たちは1週間弱くらいの合宿をおこなっていますが、当時はほぼ倍の長さの10泊とか11泊とかでした。
そして当然、午前と午後の二部練です。
カワウソさんは午前練が終わるとシャワーを浴びると同時に石けんでシャツを洗い、食事を含む2時間くらいの休憩中に日当たりのいい場所にそそくさと干していました。
すると午後練が始まるころには完全に乾いているため、万全の練習に状態で臨めるというわけです。
結局カワウソさんは合宿最終日までシャツ1枚で乗り切るという、すごいんだかすごくないんだかよくわからない、どうでもいいチャレンジに成功したわけです。
(っていうか、本当に1枚しか持って来ていなかったので成功も失敗もない)
ただ、私達後輩たちにとって、その機能性の高いシャツは羨望の対象となったことは確かで、私もそそくさと渋谷の某専門店に休日に買いに行きました。
確かに、ふつうのTシャツと比べれば学生にとって高価ではありました。
ただ、シャツ数枚分のパフォーマンスを発揮する、となると話は変わって来ます。
経済合理性とは何か。
多くを学んだ夏でしたね。
余談ですが、そのシーズンは創部史上最高タイとなる関東4強という成績を収めることになります。そして自分が4年になったシーズンはというと、、、はるかに及ばぬ結果でしたがまたそれは別の機会にでも。
さて、8月に入って合宿シーズン真っ盛りだと思います。
学生の皆さんには怪我や病気なく、それぞれの競技に打ち込んで大きく成長してもらいたいと思います。
(できればカバンに1着でもアンダーアーマーのシャツをしのばせてもらえると、、、)
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