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保育と〇〇第2回

スキンダイビングと保育2

自分との対話
〜心・身体の調子の自己認知の大切さ〜


水の中に潜るとあれ?と思うことがある。

今日は元気だから海に来たけれど以外に疲れていたかな?
初めての場所は緊張しているな?
目の前が濁って見えないと怖いな?
一緒にいる人に迷惑かけないか心配だな?

手足の動き、呼吸がいつまでもつか、
それに神経を集中するとわかる事は、
息こらえ、息止めはすごいメンタルが反映されていて、ちょっとしたことでも余計なことを考えているとすぐに苦しくなるという事。
心が穏やかでリラックスしていて、楽しい気持であると長い時間息を止めていられる。

スキンダイビングをする中で
自分の変化に集中するようになった。
小さなもやもやは日々どんなことでも起こる。
本屋SNSを見る中でも心は動き影響を受けている。
なんか今日は、嫌な感じがする、
あ、昨日読んだ本の事が引っかかってるなー、と気がつく。

保育の仕事の感情労働の部分でも書いたけれど、子どもと関わるときに保育士は大きく心を動かしている。職場での人間関係も大きな影響がある。

そしてその心の弱っていることを自覚せずに、イライラしたり、傷ついたりを繰り返しているのではないかと思う。

保育士は肉体的な疲労も大きく、ことに体の不調を抱えている人も少なくない。
身体の疲れは心にも表れる。

例えば、
遊園地が大好きだったとして、スケジュールに遊園地と書いてその日を楽しみにしている。
身体が元気であればウキウキルンルンの一日になる。
でも、熱があったり、身体のどこかが痛かったときに、同じようにルンルンと楽しめない。
これだけ、心に身体の調子は影響する。

身体も疲れていて、心も疲労している。
それでお互いに違う保育観を持っていて、命を預かる緊張感の中、
時に人手不足で誰かのフォローをしないといけない。
その過酷な状況下で、相手にやさしく、子どもにやさしく、心の余裕を持つことは不可能に近い状況であるとも考えられる。

専門職とは、プロ意識をもって気合で乗り切るのではなく、自分の心の状態、身体の状態を冷静に判断してその時の対応が取れること。

案外、根性論で仕事をしている、させられている事が多いのではないだろうか?

まず、自分の身体・心を自己認知して、休む、その場から離れる(逃げる)、助けを求めることの重要性をもっと広まったらいいなーと思っている。

周りでメンタルがやられてしまって、苦しんでいる保育士が多い。
そして弱って病気になる人、いじめに走る人もいる現状、
これを打破したい、早急だが永遠のテーマかもしれない。


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